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勝手口ドアの種類はどのくらいあるの?リフォーム方法や費用相場についても解説

キッチン周辺に取り付けることの多い勝手口ドアですが、さまざまな種類があり、実用性や機能性を重視して選びたいと考えている方も多いでしょう。

そこで今回は、勝手口ドアにはどのような種類があるのか解説します。リフォームの方法や費用相場についても解説しますので、リフォームを検討されている方はぜひ参考にしてください。

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勝手口ドアの種類と違い

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勝手口ドアにはさまざまな種類があり、開閉方法やガラス、機能性などが異なります。

では、具体的にどのような種類があるのか見ていきましょう。

開閉方法による違い

まず、開閉方法によって違いがあり、基本的に「押戸タイプ」と「引き戸タイプ」の2種類があります。

勝手口ドアの中で最も一般的なのが押戸タイプです。人気が高いためデザインのバリエーションデザインが多く、家の雰囲気にも合わせて好みの物を見つけられるでしょう。ただし、開閉の際のスペースが必要なので、配置場所を慎重に考える必要があります。

一方、引き戸タイプは、ドアを左右にスライドして開閉する方式の勝手口ドアです。両手がふさがっている場面でも開閉しやすく、押戸が設置できない狭い場所にも適しています。ただ、ドアをスライドさせるために幅広いスペースが必要です。

ガラスタイプによる違い

勝手口ドアは採光や風通しのためにドアの一部にガラスが採用されているケースが多く、ガラスの種類による違いもあります。ガラスタイプは主に以下の4つの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

ガラスタイプ   特徴
単板ガラス単板ガラスは、シンプルな1枚板のガラスです。断熱性・防犯性が低いものの、最も安価に取り入れられます。
複層ガラス2枚のガラスの間に中空層を持っており、単板ガラスよりも高い断熱性があります。また、断熱性が高いことで結露の発生も抑えられます。
合わせ型板複層ガラス2枚のガラスの間に特殊な中間膜があり、高い防犯性を持つガラスです。もし泥棒が勝手口のガラスを割ろうとしても、特殊な中間膜によって貫通を防止できるため、防犯性を高めたいときにおすすめです。
Low-Eガラス特別な金属膜がコーティングされたガラスであり、4種類のガラスの中で最も高い断熱性があります。また、強度・耐久性にも優れた高性能ガラスです。

このように、ガラスの種類によって断熱性や防犯性が異なります。高性能になるほど価格が上がるため、予算と求める性能に合わせてガラスの種類を選択しましょう。

機能性による違い

勝手口ドアは玄関ドア以外からも屋外へ出入りできるようにするというのが基本として求められる機能ですが、プラスの機能を持った勝手口ドアもあります。

たとえば、従来の勝手口ドアは、換気のためにドアを開けたままにしなければならない構造が一般的でしたが、最近では勝手口の内側に網戸をセットし、ドアを開けなくても換気できる「通気機能」に優れたものがあります。虫やホコリの侵入を防ぎつつ換気できることに加え、防犯性も高まります。

また、ガラスを取り入れることで「採光機能」を持たせたものもあります。なお、ガラスを採用するときは、断熱性の高い窓ガラスを採用することで、寒さや暑さに影響されにくい快適な空間を実現可能です。

その他の違い

ドアの開け方やガラスの種類、機能性の違いなどでさまざまな種類がある勝手口ドアですが、そのほかにも違いがあります。

たとえば、多種多様なデザインの勝手口ドアが登場していたり、格子の有無やデザインにも違いがあったりします。勝手口ドアに求めるポイントは何かを整理し、最適な種類のものを選択しましょう。

勝手口ドアのリフォーム方法と費用相場

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「勝手口ドアをリフォームしたい!」と考えている方の中には、一体いくらのリフォーム費用がかかるのかが気になるポイントでしょう。

ここでは、勝手口ドアのリフォーム費用の相場を解説します。

すでにある勝手口ドアを交換する場合

すでに勝手口ドアがあり、老朽化や防犯面の強化などを理由にリフォームを行う場合は、比較的安くリフォームできるケースが多いでしょう。

古い勝手口ドアを取り外し、新たに取り付けるというシンプルな流れなので、新しいドアの費用や撤去代、工事費用などで20万円ほどが相場です。

新設する場合

すでにある勝手口ドアを交換するのではなく、新設する場合は大がかりな工事となるため高額な費用がかかります。

今あるクロスが外壁を壊したり、新たにドア枠を取り付けたりする必要があり、工数がかかる分費用が高くなります。安くて30万円程度ですが、さらに高くなるケースも少なくありません。

また、高性能・高機能な勝手口ドアを採用する場合はさらに費用が上がるため、予算を踏まえて検討するのがおすすめです。

勝手口ドアをリフォームするときの流れ

最後に、勝手口ドアをリフォームするときの基本的な流れを見ていきましょう。ここでは、交換によるリフォームの流れを解説します。

  1. 現地調査で周囲の状況や寸法を測定する
  2. プラン・見積が作成され、納得できれば契約、工事を依頼する
  3. 今ある勝手口ドアを撤去する
  4. 新しい勝手口ドアに合うよう、ドア枠を調整する。必要に応じて新しいドア枠を設置する
  5. 新しいドアの取り付け
  6. 設置した勝手口ドアの動きなどを微調整する
  7. 作業完了

以上が基本的なリフォームの流れとなります。既存の勝手口ドアを交換するなら、数時間~1日で工事が終了するため、短期間で終了することも魅力といえるでしょう。

まとめ

今回は勝手口ドアの種類やリフォーム費用の相場、流れなどを解説しました。

ひとえに勝手口ドアといっても、開閉方法やガラスの種類、機能性などによって種類が異なるため、勝手口ドアに求める要素と予算から最適な種類を選択することが大切です。

また、既存のドアを交換する方法なら費用は約20万円が相場である一方、新たに勝手口ドアを設置する場合は、最低でも30万円が必要で、高機能なドアを選ぶと更に費用が増えることがあります。

ぜひ今回の記事を参考に、納得できる勝手口ドアのリフォームを検討してみましょう。