クローゼット扉の修理について、このような悩みはありませんか?
「クローゼット扉の修理費用相場を知りたい」
「状況によって修理費用は異なる?」
「修理時にはどんなことに注意すればいい?」
クローゼット扉の耐用年数は10年〜20年ほどですが、衝撃によって破損したり、部品が壊れてしまうなどのトラブルも発生するため、修理が必要な場面も多いでしょう。
とはいえ、状況別にどのような修理が必要なのか、どのくらいの費用がかかるのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、状況別のクローゼット扉の修理費用相場や注意点について詳しく解説します。
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【状況別】クローゼット扉の修理費用相場
クローゼットの扉の修理が必要になる場合には以下のようなケースがあります。
- 蝶番やレールなどの部品が破損した場合
- クローゼット扉に穴が空いた場合
- 折れ戸タイプ本体を交換する場合
- 開き戸タイプ本体を交換する場合
- 引き戸タイプ本体を交換する場合
それぞれの状況別の修理費用相場について、以下で詳しく解説します。
1.蝶番やレールなどの部品が破損した場合
蝶番やレール、戸車などの部品が破損した場合の修理費用相場は、施工費込みで1万円〜2万円ほどが相場です。
クローゼット扉で壊れやすい部品は蝶番やレールですが、蝶番のほうが費用が低い場合が多くなります。
ただし、蝶番や戸車は一定期間するとメーカーが廃盤にしてしまうため、同じものを見つけるのが難しい場合もあります。
たとえば、戸車の耐用年数は4年ですが、戸車の製品は3年〜4年ほどで廃盤になってしまうため、メーカーに問い合わせても同じ戸車を見つけられないことも多いのです。
とはいえ、基本的にメーカーは代替品を製造しているため、よほど古い戸車でない限り現状取り付けられている戸車の製造番号や型番を調べるだけで代替品を探すことができます。
2.クローゼット扉に穴が空いた場合
クローゼット扉に穴が空いた場合の修理費用相場は、1万円〜4万円ほどです。
とはいえ、空いてしまった穴の大きさによっても修理費用は大きく異なり、家具をぶつけたような小さな穴であれば比較的費用は安いですが、殴ってしまって空いたような大きな穴を修理する場合は高額になる傾向にあります。
また、穴を修理するクオリティによっても費用は異なり、元通りにまでキレイに修理する場合は高額になりやすいですが、穴を塞ぐだけのような簡易的な修理であれば費用は安い傾向にあります。
このように、穴の修理の度合いによって費用は大きく異なりますので、どの程度まで修理したいのかを明確にしておくことが大切です。
3.折れ戸タイプ本体を交換する場合
折れ戸タイプ本体を交換する場合の修理費用は、3万円〜10万円ほどです。
4.開き戸タイプ本体を交換する場合
開き戸タイプ本体を交換する場合の修理費用は、2万円〜8万円ほどです。
開き戸には両開きタイプと片開きタイプがありますが、両開きの修理費用相場は3万円〜8万円、片開きタイプは2万円〜6万円ほどになります。
5.引き戸タイプ本体を交換する場合
引き戸タイプ本体を交換する場合の修理費用は、4万円〜10万円ほどです。
6.クローゼット扉を撤去する場合
クローゼット扉を撤去する場合の修理費用相場は、1万円〜3万円ほどです。
クローゼット扉を撤去する費用自体は高額ではありませんが、撤去後の壁紙張り替えやスペースのリフォームなどに費用が発生するため、総合的な費用を計算することが必要となります。
クローゼット扉の修理費用相場の一覧表
上記で個別に紹介したクローゼット扉の修理費用相場を一覧表にしてまとめました。
修理状況 | 費用相場 |
蝶番やレールなどの部品が破損した場合 | 10,000円〜20,000円 |
クローゼット扉に穴が空いた場合 | 10,000円〜40,000円 |
折れ戸タイプ本体を交換する場合 | 30,000円〜100,000円 |
開き戸タイプ本体を交換する場合 | 20,000円〜80,000円 |
引き戸タイプ本体を交換する場合 | 40,000円〜100,000円 |
クローゼット扉を撤去する場合 | 10,000円〜30,000円 |
クローゼット扉を修理するときの注意点
クローゼット扉を修理するときの注意点は以下の通りです。
- 賃貸の場合は自己判断で修理できない
- 火災保険の補償内容に含まれている可能性がある
- いくつかの業者に相談してみる
それぞれの注意点について、以下で詳しく解説します。
1.賃貸の場合は自己判断で修理できない
賃貸物件でクローゼット扉の修理が必要になった場合、勝手に修理をしてしまうとさらに費用を請求される可能性があるため注意が必要です。
賃貸物件によっては自分で修理しても問題ない場合もありますが、まずは大家さんや管理会社に相談して、指定の修理業者があるのかどうかなどの対応を聞くようにしましょう。
賃貸物件では「原状回復の義務」が定められているため、キレイに修理できたとしても自己判断で修理してしまうと違反金などが請求される可能性もあります。
2.火災保険の補償内容に含まれている可能性がある
火災保険に加入しており、その火災保険に「汚損・破損」の内容が含まれている場合、クローゼット扉の修理が補償の対象になる場合があります。
火災保険の「汚損・破壊」では、引越し中にクローゼット扉に家具を誤ってぶつけてしまったケースや、子どもが遊んでいるときにクローゼットに穴を開けてしまったなど、予測できない事故によって破損などが発生した場合に補償してくれる内容となっている場合が多いです。
火災保険によって対応範囲が異なるため、加入している保険によっては保証されないこともありますが、まずは相談してみるといいでしょう。
3.いくつかの業者に相談してみる
クローゼット扉の修理はリフォーム業者や修理業者、家具専門業者など、さまざまな業者が対応することができますが、出張費用や施工費などが異なるため、いくつかの業者に相談してみると安心です。
場合によって費用を大きく抑えることができます。
クローゼット扉の修理はDIYでもできる?
クローゼット扉の修理をDIYで行うことを検討している場合、小さな穴や部品の交換であれば簡単に行うことができます。
穴埋めクレヨンのような簡単にDIYで修理できるアイテムも販売されていますし、クローゼット扉を取り外すことができればドライバー1本で蝶番や戸車などの部品を交換することも可能です。
ただし、修理する部分が大きい場合や、クローゼット扉を取り外すことが難しい場合などは専門業者に依頼すると安全に修理することができます。
まとめ
本記事では、状況別のクローゼット扉の修理費用相場や注意点について詳しく解説しました。
クローゼット扉の修理は度合いによって修理費用は異なりますが、部品の破損や小さな穴であれ専門業者に依頼しても1万円〜の費用で修理することもできますし、DIYで直すこともできます。
ぜひ本記事を参考にしてクローゼット扉を修理してみてください。