浴室ドア(中折戸)修理交換

浴室ドアから浴室中折戸への交換(施工例)浴室ドアの交換はカバー工法が主流。

浴室ドアから浴室中折戸に交換を行った現場の施工例となります。この作業は、e-業者関連会社が行っております。施工写真で浴室ドアの取替のイメージが出来ればと思い掲載しています。浴室ドア交換はドアタイプ、中折れドアタイプ問わずカバー工法が主流となっており、今回は施工の工法についても解説しています。

そろそろ浴室ドアの交換を検討しなかれば、とお考えの方は参考にして下さい。

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施工例)浴室ドアから浴室中折戸への交換工事

それでは早速ですが、浴室ドア交換、施工前の写真です。

浴室ドア交換施工前

一般的によく見かける浴室の開きドアです。浴室ドアで起こりやすい故障と言えばドアノブ部分と丁番部分ですね。ドアノブ部分では内部に金属部品が使用されている事も多く、水回りと言う事で金属が錆びて不具合を起こす事があります。ドアノブが回らなくなり、浴室に閉じ込められる事例のあるので「アレ?ドアノブの動きがおかしいな・・」と感じれば早めの修理を行いましょう。また丁番部分も長年開閉をするとズレや開きによりドア本体とドア枠の干渉原因となります。

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ドア本体を取り外しました。ドア枠に取付けられている丁番を取り外すとドア本体を取り外す事ができます。通常浴室ドアは上下2つの丁番で取付けられています。1つの丁番に6~8個程度のネジが取付けられていますのでインパクトドライバーで全てのネジを取り外します。

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既存ドア枠には気密パッキンやモヘアなどが取付けられています。新しい枠を取付けるのに邪魔なので不要なものはカッターでカットしたり、ペンチで引っ張って剥がします。

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新しい浴室中折れドアの枠を取付けるのですが、既存枠に綺麗に収まる様に一部既存枠に切込みを入れてカット、取付スペースを確保します。

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既存枠を一部カットした部分に新しい浴室中折戸の枠を挿し込み建付けを見て行きます。

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既存のサッシはシルバーでしたが、雰囲気を替えたいと言う事で、今回の浴室中折戸は落ち着いたブロンズ系のサッシになります。浴室側から写真を撮影しました。新規枠取付完了です。

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中身の本体、浴室中折戸の建付けを行いました。開閉チェックも問題無くOKです。

工事時間はおおよそ3時間、浴室ドアから浴室中折戸への交換工事完了しました。ドアの交換を行い、雰囲気もよくなったとお客様もご満足のご様子でした。

浴室ドアの交換はカバー工法が主流?

施工写真はいかがでしたでしょうか?カバー工法といって、既存のサッシ枠はそのままの状態で新しいサッシ枠を上から被せる工事方法となります。最近の浴室ドア工事では主流の工法です。

カバー工法のメリット

既存の枠を取り出そうと思えば、壁をカットしなければなりません。騒音や埃はカバー工法の2倍、3倍は当たり前となり施主様や近隣の方にもそれなりのストレスがかかります。

カバー工法は壁をカットしませんので、騒音や埃が少ない工法です。カットした壁の復旧も不要なため、工期も数時間で済みます。サッシ屋のみで施工も完結し、大工さんや内装屋さんにコストを支払う事がありませんので結果的に低コストでの浴室ドアリフォームを実現できます。

カバー工法のデメリット

ドアの開口部分が、ひとまわり狭くなります。既存のサッシ枠の上から新しい枠を取付ける事が原因です。さらに、現場の状況にもよりますが、下枠が少し立ち上がる可能性があります。段差緩和材を利用して立ち上がりに引っ掛からない様に対応する事もあります。

浴室ドアを折戸にするメリット

今回は、浴室ドアから浴室中折れ戸への交換を行いましたが、どの様なメリットを期待してドアのタイプ変更をしたのでしょうか?

ドアを開ける時、室内側が省スペースで済むメリットがあったからです。

今までの開きドアは室内側にドアの横幅分の開くスペースが必要でした。それほど広くない洗い場のスペースに人がいる場合、ドアを開くと人に当たってしまいます。

一方で浴室中折戸は開きドアに比べて約半分のスペースで戸に開きを行う事が出来ます。

メリット1.

小さなお子さんがいるご家庭で、複数名で浴室を使用する時に大変便利

メリット2.

介護者がいらっしゃる場合に扉を開けたまま要介護者のお世話ができる

今回の現場では差し当たってこの様なシチュエーションはありませんでしたが、今後を見越せば中折戸にしておいた方が良かったと思われた可能性もあります。もっともデザイン的に折戸タイプの方が良いとは仰っていました。

まとめ

本日は浴室ドアのリフォーム工事例について掲載いたしました。最後までご覧頂きありがとうございました!