浴室ドアでトラブルが発生し早く修理をしたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも、どの業者さんに依頼したら良いかもわからないし、万が一高額請求をされたらどうしよう。。この様に考えて二の足を踏んでいる方も珍しくありません。当社でも浴室ドアの修理を行っていますが、「どこに頼んで良いか分からなかったのでそのまま放置していた」この様なお客様もいらっしゃいました。
そこで、本日は、浴室ドアや折戸が故障してしまった時の症状や原因、それを修理する為の修理費用の目安について説明して行きたいと思います。
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浴室ドア(折戸)で修理が必要となる箇所とは?
浴室ドアや折戸ではどの様な箇所が故障するのでしょうか?順番に見て行きたいと思います。
ドアノブ
ドアノブは浴室ドアの部品の中でもで最も壊れやすい部分の1つです。原因としては金属構造の部品を浴室という水回りで使用する環境要因がその1つだと考えられます。
ドアノブが悪くなってくると、ハンドルが回らなくなったりレバーが固まってしまいドアが開かなく事もあります。最悪なのはロックが解錠出来なくなり浴室内に閉じ込められるというトラブルも考えられます。
丁番
こちらも浴室ドアに関する故障ですが、浴室ドア本体は丁番(蝶番)と言われる部品と連結してドア枠に取付けられています。金属性の丁番は経年劣化で錆び付きドアを開け閉めする度に”ギー””ギー”と異音を発生させることがあります。また、丁番の固定ネジが緩んで浴室ドア本体が数ミリ傾く事でドア本体とドア枠が擦ってドアの開閉を阻害する症状を発生させます。
パネル(ガラスやアクリル板)
浴室ドアや折戸にはドアの枠組みの中身がガラスであったりアクリル板であったり何らかのパネルが設置されていると思います。ガラスやアクリル板は厚さが2~3ミリ、もしくは4ミリである事が殆どのため、予期せぬ衝撃が加わるとあっけなく割れてしまいます。原因は大半が事故の様に突発的に起こります。経年劣化で割れる可能性は低いと言えます。ビニールや段ボールを貼ってしばらく凌ぐ事も出来ますが、やはり早めの修理が望ましいでしょう。
折戸本体の接合部
浴室折戸は戸の中心部分で半分に折れ曲がる特徴がある扉です。10年以上使用しているとこの中心部の金具が外れたり不具合を起こし、扉が正常に動かなくなる事があります。接合部の不具合は扉の開閉を非常に困難にしますので早急な修理を必要とします。
ガイドレール(吊車など)
浴室折戸は主に2パターンのスライド方式で開閉されていいます。上下もしくはどちらかにローラー(戸車や吊車)が取付けられていて車が回転する事で扉を開閉するスライド方式。旧来品はこの方式が多かった様ですが最近は殆ど見かけません。最近のスライド方式はガイド部品による扉の開閉です。特に車は無く、上下プラスチックのガイドがレールにセットされており、そのレールの上を滑る事で扉が開閉する仕組みです。古くなった浴室折れ戸は、ローラー(戸車や吊車)またはガイドが正常に動かなくなり修理が必要となります。
浴室ドアと浴室折戸の修理費用
こちらでは上記で説明した各箇所の不具合について目安となる修理費用を考えて行きたいと思います。地域や修理業者により価格に開きはありますので参考程度にご確認下さい。
浴室ドアノブの修理費用
浴室ドアノブの修理費用は部品にもよりますが大抵はドアノブを取替えて修理する事が可能です。
18,000円~30,000円程度が修理代の目安になります。
浴室ドア丁番の修理費用
浴室ドア丁番は形状やネジピッチにより適合できる部品に制限があります。古いタイプのドアだと同じ形状の丁番を探すか加工する事で修理が可能です。業者の対応能力により修理ができる業者、出来ない業者に分かれるでしょう。
15,000~35,000円程度が修理代金の目安になります。加工が必要な場合は割高になると思われます。
ガラス、アクリル板の修理費用
ガラスやアクリル板は素材が違いだけで取替工程等は全く同じです。ガラス板よりもアクリル板の方が材料代としては高くなります。サイズや施工状況により金額の幅はありますが一般的な価格としては
15,000円~38,000円程度が修理代金の目安になります。
折戸本体の接合部修理費用
折戸本体の接合部分が破損してしまった場合は、修理と言うよりは扉本体の取替となります。浴室折れ戸は枠とセットなので、枠に合った扉が入手出来るのであれば扉本体のみの交換は可能です。扉本体のみ交換する場合はメーカーや品番が分かる必要があります。メーカーや品番が分からない場合や、扉のみの供給がストップしている場合は折戸枠ごと取替えなければなりません。
50,000円~100,000円程度が修理代金の目安になります。扉だけ取替出来れば5万円前後ですが、枠ごとの取替になると10万円近くの費用が掛かる事もあります。
ガイドレール(吊車など)修理費用
戸車や吊車関係の部品はかなり古い商品の可能性が高いので部品が見つからないケースも考えられます。その場合は浴室折戸一式の交換になる事でしょう。一方で、部品が入手できる場合や、ガイド交換の場合は修理が可能です。
12,000円~20,000円程度が修理代金の目安となります。
まとめ
いかがでしたか?本日は浴室ドアや浴室折戸に修理が必要となった時、その症状や原因、費用の目安について考えてみました。そうそう壊れる事がイメージ出来ない浴室ドアですが、10年、20年を経過するといつ故障してもおかしくはありません。特に水回りは湿気で設備の故障が発生しやすい環境です。万が一トラブルが発生しまった時は本記事を参考に修理の予算を立てて頂ければ幸いです。