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最近の新築の家に雨戸がない理由と設置するべき理由とは?

最近の家には雨戸が設置されていないことも多く、新築住宅の多くははじめから雨戸がついてない場合も多いのです。しかし、雨戸は住宅を守るためだけではなく快適に生活するために必要になる役割を担っているため、設置しているほうがいいとされています。また、予算の面やデザインの面から雨戸を設置しないという選択を取る人も増えています。とはいえ、雨戸を設置しないデメリットを知らないという方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では新築住宅に雨戸が設置されていない理由や設置するべき理由などについて詳しく解説します。新築住宅に雨戸を設置するかどうかを悩んでいるという方はぜひ最後まで読んでみてください。

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新築住宅に雨戸がない理由

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最近の新築住宅には雨戸が設置されていないことも増えています。具体的な理由は以下のようなものがあります。

  • コストを削減するため
  • 台風が多くない地域だから
  • 防犯性能の高い窓ガラスを導入しているから
  • 住宅の景観を損なうから

それぞれの理由について、以下で詳しく解説します。

1.コストを削減するため

新築に雨戸がない大きな理由としてコストを削減することが挙げられます。雨戸にもさまざまな種類がありますが、電動雨戸などを導入すると30万円〜50万円ほどが費用相場となりますし、手動雨戸でも数万円かかることがほとんどです。そのため、住宅の窓すべてに雨戸を設置すると数百万円かかってしまうことが多く、必要不可欠な住宅設備ではない雨戸はコスト削減の対象となるケースが多いのです。

2.台風が多くない地域だから

雨戸は台風のときの強風による被害から窓ガラスを守るという大きな役割がありますが、台風が多くない地域の場合は台風による被害も少ないため、雨戸が設置されないこともあります。また、最近の窓ガラスは強度に優れている種類も多いため、雨戸がなくても台風の被害を受けにくいことも影響しています。ただし、強度に優れた窓ガラスであっても台風の被害を受ける可能性があるため雨戸があると安心なのは間違いありません。

3.防犯性能の高い窓ガラスを導入しているから

雨戸の大きな役割のひとつに防犯性能を高めるという理由もありますが、最近は簡単に割ることのできない防犯ガラスが導入されている場合も多く、雨戸を設置してくても十分な防犯対策がすでにされていることも多いです。しかし、防犯ガラスは侵入経路になりにくい一方で室内を外から見られてしまう可能性があるため、より優れた防犯対策をするためには雨戸を設置するほうがいい場合も多いです。

4.住宅の景観を損なうから

雨戸は窓の外に設置する設備ですが、おしゃれな見た目ではなく金属や木材の無骨な雰囲気があるため、住宅の景観が損なわれてしまう可能性もあります。そのため、景観を重要視している方は雨戸を設置しないことが多いです。とはいえ、最近は雨戸のデザイン性も高くなっており、木材の暖かい雰囲気のある雨戸や黒で統一されたスタイリッシュな雨戸もあるため、景観を損なわずに雨戸を設置することもできます。

新築住宅に雨戸は設置するべき?

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結論から申し上げますと、新築住宅に雨戸を設置するべきです。雨戸は雨風を防ぐためだけではなく防犯対策にも重要な役割を果たしてるため、窓ガラスだけではなく雨戸を設置すると安心です。とはいえ予算の関係上コストを削減しなくてはいけない場合もあるため、その場合は大きな窓だけに雨戸を設置して設置数を減らすなどの対処をするといいでしょう。また、電動雨戸ではなく手動の雨戸を選ぶことでもコストを削減することができます。

新築住宅に雨戸を設置するべき理由

新築住宅に雨戸を設置するべき理由は以下の通りです。

  • 台風の被害から守ってくれるから
  • 空き巣や火災の被害から守ってくれるから
  • 断熱性能が高くなるから
  • 防音性が高くなるから

それぞれの理由について、以下で詳しく解説します。

1.台風の被害から守ってくれるから

日本には毎年のように台風が発生するため、台風の被害が少ない地域であっても被害を受けてしまう可能性があります。強度の高いガラスを使用していたとしても、強風に煽られて大きな物が窓ガラスに飛んできてしまうと割れてしまう危険性が高まるため、万が一のときに備えて雨戸を設置しておくことは大切になります。

2.空き巣や火災の被害から守ってくれるから

雨戸は空き巣の被害を受けにくくする防犯性の高さだけではなく、火事が発生したときに火のまわりを遅くする遮炎性にも優れています。このように、雨戸はさまざまな被害から住宅を守る役割も担っています。

3.断熱性能が高くなるから

雨戸を閉めることで日光を遮断できるとともに室内の気密性が高くなるため、断熱性能が高くなり快適な室温を保てたり、エアコンの効きを良くする効果もあります。最近は光熱費が高騰しているため、雨戸を閉めるだけでも光熱費の節約にも繋がります。

4.防音性が高くなるから

雨戸を設置することで気密性が高くなることから、室内の音が外に漏れないことはもちろん、屋外の騒音などが聞こえなくなるという効果もあります。隣の住宅が近い場合に雨戸を閉めずに大きな声で会話してしまうと近隣住民と騒音トラブルになってしまう可能性もあるため、周囲の人に気を遣って雨戸を閉めるケースも多いです。

まとめ

本記事では新築住宅に雨戸が設置されていない理由や設置するべき理由などについて詳しく解説しました。雨戸は雨から住宅を守るだけではなく防犯性・断熱性・遮音性などを高める機能もあるため、雨戸が設置されていない新築住宅に後付けで設置することを検討することがオススメです。とはいえ、新築を建てるときに予算があるため、コストを削減したい場合は大きな窓だけに雨戸を設置するなどの方法でコストを削減するといいでしょう。ぜひ本記事を参考にして新築住宅に雨戸の設置を検討してみてください。