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鋼製建具(こうせいたてぐ)とは?メリット・デメリットについてご存知ですか?

一般的な住宅に使用されているのは木材で作られた「木製建具」と、金属で作られた「鋼製建具」ですが、どちらを選ぶべきかということに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。もちろんどちらの建具にもメリット・デメリットがありますが、それぞれには違った特徴があるため、総合的に判断してどちらも建具にするかを決めることが大切です。そこで本記事では、鋼製建具の概要とメリット・デメリットについて詳しく解説します。建具選びに悩んでいるという方はぜひ最後まで読んでみてください。

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鋼製建具(こうせいたてぐ)とは?

鋼製建具とは、アルミサッシやスチール製のドアなどの金属で作られている建具の総称を指す言葉です。そのため「金属製建具」と同じ意味合いで使用されます。一昔前までは建具に使用される素材は木製が多かったものの、現在は耐久性や加工のしやすさにも優れているアルミ製やスチール製の建具が一般的に使用されています。そのため、鋼製建具という言葉の多くはアルミサッシやスチール製、鋼鉄製。ステンレス製などの建具を指すことが多いです。

鋼製建具のメリット

A large metal safe box stands unbroken and whole under the hits of a wrecking ball, a rocket and a man with a hammer.

鋼製建具のメリットは以下のようなものがあります。

  • 強度に優れている
  • 耐火性能に優れている
  • 加工しやすい
  • 塗装がしやすい
  • 腐食しにくい

それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。

鋼製建具のメリット①:強度に優れている

鋼製建具は木製建具に比べると強度に優れていることが大きなメリットとなります。強度が優れていることにより建具として設置したあとも壊れにくく防犯性能もなりますし、設置前の段階においても変形しにくいため寸法通りに設置できることなどのメリットもあります。

鋼製建具のメリット②:耐火性能に優れている

鋼製建具は木製建具に比べて耐火性能に優れています。万が一住宅が火災になってしまった場合、鋼製建具よりも木製建具のほうが先に燃えてしまうことが多いですが、引火せずに溶けるまでの温度が高い鋼製建具であれば火が燃え移ることを防いでくれます。鋼製建具の中でもアルミの融点は660℃ほどで溶けてしまいますが、ステンレスの場合は約1400~1500℃が融点となるため、標準火災温度で基準のひとつとして挙げられている1時間値:945℃、2時間値:1049℃、3時間値:1110℃を参考にするのであれば、3時間ほどの火事であれば溶けずに火の回りを防いでくれるのです。

鋼製建具のメリット③:加工しやすい

鋼製建具は木製建具に比べて溶接が比較的容易であるため、デザイン性や形などの自由度が高いです。そのため、木製建具では作れないようなサイズの大きい大型サッシを作ることもできますし、大型ドアや門扉も作ることができます。このように、加工がしやすいことが鋼製建具が木製建具よりも一般的に使用されるようになった要因のひとつなのです。また、加工がしやすいため加工にかかる費用が安く抑えられていることも多く、同じものを木製建具で作ったときに比べて安価なことも特徴のひとつです。

鋼製建具のメリット④:塗装がしやすい

鋼製建具への塗装は幅広い方法を用いることができるため、比較的容易に行うことができます。そのため、デザイン性や形などの自由度が高いだけではなくカラーバリエーションについても自由度が高いのです。

鋼製建具のメリット⑤:腐食しにくい

鋼製建具は木製建具に比べて腐食しにくいということもメリットのひとつです。どちらの建具も長期間使用する場合には腐食することを完全に防ぐことはできませんが、鋼製建具のほうが侵食には強いと言えます。また木製建具のほうが塗装が剥がれたときのダメージが多いことから腐食の可能性も高くなってしまうのです。

鋼製建具のデメリット

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鋼製建具のデメリットは以下のようなものがあります。

  • 錆びる可能性がある
  • 断熱性能が悪い
  • 結露が発生する

それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説します。

鋼製建具のデメリット①:錆びる可能性がある

木製建具は錆びることはありませんが、金属製の鋼製建具は錆びてしまうことがあります。もちろん、雨や結露などの水分からサビを守るための加工がされていますが、それでも金属の性質であるサビを完全に防ぐことはできません。長期間使用して表面にキズがついてしまっている鋼製建具や塗装が剥がれている鋼製建具は錆びてしまうことがあります。そのため、塗料が剥がれてしまった場合は早急に塗料を塗り直すなどの対策が必要になります。

鋼製建具のデメリット②:断熱性能が悪い

鋼製建具は木製建具に比べて熱伝導率が非常に高いため断熱性能が悪いという特徴があります。鉄の熱伝導率は木材に比べると500倍高い数値があると調査結果が出ています。(参考:和歌山県 森林・林業局 林業振興課 「木材の特性」)そのため、鋼製建具は気温の影響を受けやすいため、鋼製建具が多く使用されている建物ではエアコンの効きが悪かったり、エアコンを付けていないと寒すぎたり暑すぎたりすることが増えてしまいます。

鋼製建具のデメリット③:結露が発生する

木製建具に結露が発生することは滅多にありませんが、鋼製建具の場合は頻繁に結露が発生してしまいます。結露が発生することによって鋼製建具の腐食やサビの原因になることはもちろん、もっとも多い悪影響は周辺の木材が腐ってしまうことです。結露によって周辺の木材が腐ってしまうと害虫が湧いてしまったり、腐ってしまい木製建具をすべて交換しなければならないなどのトラブルが発生する可能性が高くなるのです。

まとめ

本記事では、鋼製建具の概要とメリット・デメリットについて詳しく解説しました。鋼製建具は現代の建築において一般的に使用される建具ですが、大きなメリットとともにデメリットも存在します。しかし、デメリットを加味したうえでも鋼製建具が使用されることが多いため、メリットだけではなくデメリットも理解して使用することが大切です。ぜひ本記事を参考にして鋼製建具についての理解を深めてみてください。