窓を追加する「窓増設リフォーム」は必要か？失敗談やメリットについて！

新築で家を建てた後に「あ～やっぱりここにも窓を設置しておくべきだった～失敗した！」と思われる方もいらっしゃいます。今ならまだ業者さんに相談して窓増設リフォームを速やかに行ってもらえるかも・・・。でもちょっと待って下さい。一旦落ち着いて考えましょう。

まず、新築が建ち上がった状態では、今から急いでも窓増設のリフォーム費用が安くなる事はありません。まして引渡しが終わっている段階では一般客とリフォームスケジュールは変わらないでしょう。

果たして窓増設にはどれくらいのメリットがあるのか？後々逆に「あ～窓増設して失敗した！」とならい為にも窓を追加する「窓増設リフォーム」のメリットやデメリットについてしっかり確認しておきましょう。

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1. 窓増設リフォームが必要と感じる瞬間
2. 窓増設リフォームのメリット
3. 窓増設リフォームのデメリット
4. 窓増設リフォームについて
5. まとめ

窓増設リフォームが必要と感じる瞬間

窓を追加で増やしたいと感じるタイミングは人それぞれですが、大きく分けると以下３つのケースに分類される様です。

・明かりが必要と感じた時

・換気が必要と感じた時

・解放感が必要だと感じた時

詳しく見て行きましょう。

明かりが必要だと感じた時

住宅の建築する時には採光の基準があります。居室の床面積に対して7分の1以上、明かりを取り込むための窓や、その他の開口部を設けなければ建築確認申請がおりないのです。その為、最低限の窓は設置されているはずですが、それでも北側の方角で一日中暗かったり、もっと明かりが多く取り込めないかと感じる事もあります。

換気が必要だと感じた時

浴室や脱衣所、キッチンなど水を使用する場所では湿気も溜まりやすく換気の為に窓を大きく開けたいシーンもあります。また突き当りの居室や空気が流れない空間は換気の為に窓の必要性が高まります。

解放感が必要だと感じた時

透明の窓があると向こう側が見えるので解放的な印象が強くなります。外に面した場所以外でも、室内の壁部分や、欄間の部分など窓を設置して向こう側が見える状況は、部屋を広く見せる効果が期待できます。

窓増設リフォームのメリット

窓増設のメリットは、概ね必要性が満たされる効果と言えます。

つまり、明かりを取り込む事ができ、明るい居室空間となる事や、十分な換気効果、開放的で部屋を広く感じさせる効果が期待できます。

その他にも、デザイン性の高い窓はお洒落な印象を与えます。

機能性やデザイン性が高まるメリットがあると言えます。

窓増設リフォームのデメリット

一方で「窓を増設して後悔した！」「失敗した！」と言う声を聞く事も少なくありません。こちらでは、追加で窓を増やす頃によるデメリットについて見て行きたいと思います。

断熱性能が損なわれた

窓を設置する事で最も気を付けなくてはならない事、それは断熱性能の低下です。樹脂サッシにしてペアガラス等を入れなければ、壁を壊して窓を設置する事で大きく断熱性能が損なわれる事が懸念されます。

”断熱は窓から”といわれるフレーズもTVCMで流れる程、窓は熱を外に逃がします。暖かい室内の空気も、涼しい室内の空気も窓を伝って外部に逃げて行くのです。ガラスの構成によっては、窓に結露が発生してしまうリスクも高まります。

遮音性が軽減した

熱と同時に音も漏れ出します。壁の状態であれば、手前側と向こう側に石膏ボードが貼ってあり、ボードとボードの隙間は10ｃｍ程度あります。中身は断熱材などが詰まっていますので音漏れの原因となる振動は外部に伝わりにくい状態です。この部分を壊して厚さ３～４ｍｍの窓ガラスにしてしまうのですから、それはもう確実に遮音性は損なわれますね。