鍵修理・鍵交換

引き戸の鍵をDIYで交換したい方!引き戸 鍵の種類について解説

引き戸の鍵をDIYで交換する方法をお探しですか?

引き戸の鍵も、長い間使っていると壊れたり、調子が悪くなったりします。

もし、玄関の引き戸の鍵であれば、早急に交換する必要があります。

では、引き戸にはどんな鍵があるのでしょうか。

今回は、引き戸の鍵とは何か・玄関引き戸の鍵の種類・室内引き戸の鍵の種類・引き戸の鍵をDIYで交換する方法の4点についてわかりやすくご紹介します。

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引き戸の鍵とは何か?

引き戸の鍵とは、引き戸の「戸先(とさき)」「召し合わせの」いずれかの箇所に設置されたカギのことです。

戸先とは、引き戸を閉めた時に、枠に当たる戸の立ち上がり側のことをいいます。

別のいいかたに変えると「取っ手」がある側のことです。

召し合わせとは、引き違い戸を閉めた時に、戸が重ね合わさる部分のことをいいます。

一般的に引き戸の鍵は、この2か所のどちらかに設置されます。

引き戸の鍵の特徴とは?

引き戸の鍵には、次の3つの特徴があります。

・引き戸の鍵は屋内・屋外のどちらにも設置できる

・引き戸の鍵の種類には、大きく分けると簡易錠(補助錠)・鎌錠・召し合わせ錠・シリンダー錠・電子錠・キーレックスなどがある

・引き戸の鍵は、後付けやDIYでの取り付けができる

鍵が設置できる引き戸とは?

一般的に、鍵は次の引き戸に設置することができます。

・片引き戸

・引違い戸

・両引き戸

・引き込み戸

・上吊り戸

玄関引き戸の鍵の種類とは?

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一般的に、新築の時には玄関引き戸に、鍵が設置されています。

ところで玄関引き戸は、家の中でも最もよく使う場所です。

そのため、鍵が壊れたり、調子が悪くなったりしやすいというデメリットがあります。

完全に壊れる前に、早めの交換をしたいところです。

では、玄関引き戸には一体どんな鍵の種類があるのでしょうか。

こちらでは玄関引き戸の鍵の種類についてご紹介します。

戸先鎌錠(とさきかまじょう)

戸先鎌錠とは、戸の戸先部分に設置された引き戸の鍵のことです。

仕組みは、ロックをかけると、戸先から「フック(鎌形)」の形をした金具が出て施錠する仕組みです。

建具の枠に、受け部が設置されています。

また「引戸錠」「引手錠」ともいいます。

召し合わせ錠

召し合わせ錠とは、戸の召し合わせ部分に設置された引き戸の鍵のことです。

仕組みは、ロックをかけると、戸の召し合わせ部分から「フック」の形をした金具が出て施錠する仕組みです。

ただし、戸先鎌錠とは違い、2枚の引き戸同士でロックをかけます。

また「引違戸錠」ともいいます。

シリンダー錠

シリンダー錠とは、主に戸の召し合わせ部分に設置された引き戸の鍵のことです。

仕組みは、ロックをかけると、戸の召し合わせ部分にある内筒が動き、施錠する仕組みです。

シリンダーとは、鍵を抜き差しする「鍵穴の部分」のことをいいます。

電気錠

電気錠とは、戸の戸先に設置されて「物理的なカギ」を使わずに、ロックをかけることができる引き戸の鍵のことです。

一般的に電気錠の鍵は「リモコン式」と「カード式」の2種類があります。

リモコン式はボタンを押して、カード式はかざすか、スキャンすることで開錠することができます。

キーレックス

キーレックスとは、主に戸の戸先にボタンが設置されており、設置してあるボタンを押して開錠ができる引き戸の鍵のことです。

一般的な操作の仕方は、リセットボタンを押して、登録番号を入力し、エンターボタンを押し、ロックターンを回すと開錠できます。

補助錠

補助錠とは、本鍵以外に設置する補助用の鍵のことです。

ただし、簡単なフックやストッパーが大半で、セキュリティレベルは高くありません。

室内引き戸の鍵の種類とは?

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室内引き戸も、新築時、後付けのどちらでも鍵を設置することができます。

こちらでは室内引き戸の鍵として、よく使われる戸先錠・召し合わせ錠・簡易錠の3つの種類についてご紹介します。

戸先錠

戸先錠とは、戸の戸先部分に設置された室内引き戸の鍵のことです。

戸先錠には、埋め込み式の「彫り込み錠」と、外付け式の「面付(めんつき)錠」の2種類があります。

後付けやDIYには、設置が簡単な面付錠がおすすめです。

また、開錠には「鍵を鍵穴に差し込んで開錠するタイプ」と「暗証番号のボタンを押して開錠するタイプ」の2種類があります。

室内引き戸であれば、鍵の持ち歩きの必要がない暗証番号ボタン式をおすすめします。

戸先錠は、どのタイプの引き戸にも使われます。

召し合わせ錠

召し合わせ錠とは、戸の召し合わせ部分に設置された室内引き戸の鍵のことです。

仕組みは、前面の戸に設置されたデッドボルトが、後面の戸に設置されたストライクボックスに引っ掛けて施錠する仕組みです。

デッドボルトがフックのことで、ストライクボックスが受け口のことです。

召し合わせ錠は、一般的に引き違い戸に使われます。

簡易錠

簡易錠とは、本鍵以外に設置する室内引き戸の鍵のことです。

補助錠・ストッパーともいいます。

文字通り、簡易的で、小さな子どもやペットの移動を防止したい時におすすめです。

引き戸の鍵をDIYで交換する方法とは?

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引き戸の鍵をDIYで交換する方法をご存じですか?

引き戸の鍵を使っていると、やがて交換時期がきます。

ところで引き戸の鍵は、交換の難易度が低い部分です。

やり方さえわかれば、自力で、DIYで交換することもできます。

では、どんな手順で交換すればよいのでしょうか。

こちらでは、引き戸の鍵をDIYで交換する方法について詳しくご紹介します。

※鍵の交換方法については、玄関引き戸の召し合わせ錠の交換を想定してご説明します。

交換用の鍵を購入する

既存の鍵のメーカー名・品番からネットショップ、またはホームセンターから探し出し、交換用の鍵を購入します。

交換用の鍵が届いてから、交換作業に入ります。

既存の鍵の取り外し

既存の鍵の取り外しは、通常プラスドライバー1本で取り外すことができます。

外し方は、ビスは上から下に向かって取り外し、鍵のユニットは前後2ヶ所とも屋内から取り外します。

新品の鍵の取り付け

新品の鍵を袋から取り出し、鍵本体に付いているビスを全て外します。

取り付けは、取り外しの真逆をそのまま行えばOKです。

前後2ヶ所の鍵を仮止めします。

鍵の位置がピッタリあったら、本締めをします。

動作確認をする

鍵にロックをかけて動作確認をします。

問題なく施錠・開錠ができれば完了です。

まとめ

今回は、引き戸の鍵とは何か・玄関引き戸の鍵の種類・室内引き戸の鍵の種類・引き戸の鍵をDIYで交換する方法の4点についてご紹介しました。

引き戸の鍵の交換は、DIYでも割と簡単にできる作業です。

ただし、お急ぎで、すぐにでも取り付けたい時はプロにお任せください。

もし現在、引き戸の鍵の交換でお悩みであれば、ぜひ一度引き戸の鍵の交換の専門業者にお問い合わせすることをおすすめします。