ドア修理・交換

玄関ドアのラッチのメンテナンス方法や潤滑油の選び方・塗り方を解説

玄関ドアのラッチについて、このような悩みはありませんか?

「ラッチが固くて玄関ドアが開きにくい」

「玄関ドアの開閉に違和感を感じる」

「ラッチにはどんな潤滑油が使えるの?」

本記事では、玄関ドアのラッチのメンテナンス方法や潤滑油の選び方・塗り方について詳しく解説します。

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玄関ドアのラッチの不具合を防ぐメンテナンス方法

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玄関ドアのラッチの不具合を防ぐメンテナンス方法は以下の通りです。

  • ホコリが溜まらないようにする
  • ラッチの動きに違和感を感じたら潤滑油を使う
  • ラッチの留め具(金具)を調整する
  • ラッチが壊れていないか確認する

それぞれのメンテナンス方法について詳しく紹介します。

①ホコリが溜まらないようにする

玄関ドアのラッチにホコリや汚れが溜まると玄関ドアの開閉がスムーズできなくなってしまうこともありますので、玄関ドアのお掃除のときはラッチ部分を乾拭きするようにしましょう。

水拭きしてしまうと錆びてしまう可能性もありますので、水分を使用しない方法でお手入れすることが大切です。

②ラッチの動きに違和感を感じたら潤滑油を使う

玄関ドアのラッチ部分が固くなっていると感じた場合、潤滑油を注すことで動きをスムーズにする効果があります。

潤滑油にはさまざまな種類がありますが、油分を含んでいる潤滑油を使用してしまうとラッチ内部でえホコリ汚れを固めてしまい、逆にラッチの動きが悪くなってしまう場合がありますので、鍵専用などの油分が含まれていない潤滑油を使用することが大切です。

代表的な潤滑油である「クレ556」は少量の油が含まれているため玄関ドアのラッチの潤滑油としては向いていませんし、食用油なども玄関ドアのラッチの潤滑油として使用しないようにしましょう。

③ラッチの留め具(金具)を調整する

玄関ドアを長年開け閉めしていると、徐々にラッチの留め具が緩んできてしまうことがあり、留め具が緩むと玄関ドアの開閉に異常が見られることもあります。

そのため、玄関ドアの開閉に違和感を感じたら、ラッチの金具が緩んでいないかを確認し、もし緩んでいる場合は調整するようにしましょう。

玄関ドアのラッチの調整はドライバーで簡単に行えますが、ラッチはつ良き力を入れると壊れrてしまう可能性があるため、慎重に行うことが大切です。

④ラッチが壊れていないか確認する

玄関ドアのラッチは玄関ドア本体に比べると耐用年数が短く壊れやすいため、玄関ドアに以上が見られなくても開閉に違和感を感じたら玄関ドアのラッチが壊れていないかを確認することが大切です。

もし玄関ドアのラッチが壊れているようであれば、必要に応じてDIYもしくは業者に依頼して修理するようにしましょう。

玄関ドアに使用する潤滑油の詳しい選び方

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玄関ドアに使用する潤滑油の詳しい選び方は以下のとおりです。

  • 速乾性のあるもの
  • 低粘度のもの
  • 鍵メーカーが推奨しているもの

それぞれについて、詳しく紹介していきます。

①速乾性のあるもの

玄関ドアのラッチの内部は湿気や水分に非常に弱いため、速乾性のある潤滑油を使うことが大切です。

速乾性のある潤滑油には「速乾性」といった表記がありますので、分かりやすいでしょう。

また、潤滑”油”ではなく「潤滑パウダー」は水分を含まないため、玄関ドアのラッチに粉を塗るだけで簡単に潤滑を促すことができるのでおすすめです。

②低粘度のもの

玄関ドアのラッチに使用する潤滑油は低粘度のものを使用することが大切です。

高粘度の潤滑油を使用してしまうと、玄関ドアのラッチ内部がベタついて逆に動きがわっルクなってしまったり、ゴミや埃を固めてしまう恐れもあります。

また、高粘度の潤滑油がなかなか乾かないと玄関ドアのラッチ内部のカビやサビの原因となる恐れがあります。

自転車や錆び止めなどに使用される潤滑油は高粘度タイプの潤滑油も多く、高粘度タイプの潤滑油を玄関ドアのラッチに使用すると動作が良くなったと思ってしまいますが、時間が経つにつれて不具合が生じてしまうことも多いことに注意しましょう。

③鍵メーカーが推奨しているもの

美和ロック(MIWA)、ゴール(GOAL)、ユーシン・ショウワ(SHOWA)といった大手鍵メーカーは独自に鍵専用の潤滑油を製造販売していることも多いので、玄関ドアのラッチのメーカーと同じメーカーが製造している鍵専用の潤滑油を使用するのもおすすめです。

また、鍵メーカーが製造販売していない潤滑油であっても、鍵メーカーのホームページなどで推奨されている規格の潤滑油であれば安心して使用することができます。

玄関ドアのラッチにメンテナンスで潤滑油を塗る流れ・手順

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玄関ドアのラッチにメンテナンスで潤滑油を塗る流れ・手順は以下のとおりです。

  • STEP①:筆などに潤滑油を塗布する
  • STEP②:見える部分に潤滑油を塗っていく
  • STEP③:乾拭きして余分な潤滑油を拭き取る

それぞれについて、詳しく紹介します。

STEP①:筆などに潤滑油を塗布する

玄関ドアのラッチに潤滑油を使用する場合、筆などの細いものに潤滑油を塗布してから塗ると必要以上に潤滑油を塗ることがなくなるため、トラブルなく使用できます。

STEP②:見える部分に潤滑油を塗っていく

筆などに潤滑油を塗布したら、玄関ドアを開けたときに見える部分に潤滑油を塗布していきます。

ドライバーをして外すことなく、見える部分だけに潤滑油を塗るので問題ありません。

STEP③:乾拭きして余分な潤滑油を拭き取る

塗り終わった潤滑油が乾いたら、最後に布でラッチを乾拭きして完成です。

この方法を定期的に行うことで、玄関ドアのラッチがスムーズに動くようになるため、トラブルが発生していなくても定期的に行うといいでしょう。

玄関ドアのラッチに関するよくある質問

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玄関ドアのラッチに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。

Q1.玄関ドアのラッチが動かなくなるときの予兆はありますか?

玄関ドアのラッチが動かなくなる予兆としては、玄関ドアの開け閉めが普段と違う・違和感があることです。

玄関ドアのラッチはある日突然不具合を引き起こすこともありますので昨日までスムーズに玄関ドアを開閉できていたとしても、次の日には玄関ドアが開かなくなってしまうということもあります。

とはいえ、ラッチに不具合が生じるときの多くは、玄関ドアの開閉に違和感を感じていた、ドアノブがいつもより固く感じたなど、違和感や異変を感じることが多いため、日頃から玄関ドアの開閉に以上がないかを確認することが大切です。

Q2.玄関ドアのラッチの耐用年数はどのくらいですか?

一般的な玄関ドアのラッチの耐用年数は10年〜15年ほどと言われています。

しかし、先ほどもお伝えしたとおりラッチはドアの開閉の負荷がかかりやすいため、必要以上に強くドアノブを押したり、強い衝撃を与えてしまうと、耐用年数に満たない場合でも

不具合につながることも多いです。

また、使用環境によっても不具合が出るタイミングは異なりますので、耐用年数の期間内だらからといって不具合を引き起こさないというわけではないということを理解しておきましょう。

まとめ

本記事では、玄関ドアのラッチのメンテナンス方法や潤滑油の選び方・塗り方について詳しく解説しました。

玄関ドアのラッチは玄関ドアまわりでも比較的トラブルが起きやすい部分となりますので、潤滑油を正しく使用して定期的にメンテナンスするようにしましょう。

ぜひ本記事を参考にして、玄関ドアのラッチを正しくメンテナンスしてみてください。