調整で済むか交換になるかは見てみないと分からないと言われました。予算はどのように見ておけばよいですか?
上と下の2本立てで見ておくと安心です。下限は調整だけで収まった場合で、ドアの建て付け調整が1か所5,000円前後、ドアノブやドアクローザーの調整が3,000円前後(いずれも税別・施工費のみ)。上限は部品交換になった場合で、ドアノブ交換が部品代込みで15,000〜25,000円、ドアクローザー交換が20,000〜30,000円あたりです。枠ごとの歪みが原因だと、これを超えて本体交換の話になります。見積りを頼むときに「調整で済んだ場合」と「交換になった場合」の両方を出してもらえば、当日その場で判断を迫られても慌てずに済みます。差が大きいときほど、この二段構えが効きます。
屋根から落ちた雪が玄関前にたまります。外に開くドアだと、雪で開かなくなることはありますか?
起こります。外開きのドアは、たまった雪がドアの外側を押さえる形になるため、内側からは押しても動かなくなります。無理に体重をかけて押すと、丁番や枠にドアの重さ以上の力がかかり、建て付けが狂う原因になります。落雪の位置がドアの正面に来る家では、そもそも落ちる場所を変える屋根側の対策が根本になりますが、ドア側でできることとしては、雪の当たりにくい位置への出入口の見直しや、内開き・引き戸への変更が相談の対象になります。どこまで扱うかは業者さんによって異なるので、屋根の話も含めて現状を見てもらったうえで判断してください。
富山市には玄関の間口が大きい家もあります。大きな玄関ドアだと、費用は上がりますか?
上がることがあります。施工費そのものは1か所いくらで計算されますが、扉が大きく重いほど、外して立てかける場所が要る、2人がかりになる、といった条件が加わり、その分が見積りに乗ることがあります。製品の代金も、標準的な寸法から外れると特注扱いになって上がります。参考として、引き戸の玄関を枠ごと交換した実例では320,000円という水準があり、製品の実例では横格子タイプの引き戸で税別289,350円というものがあります(いずれも税別の目安)。間口の広い玄関を検討する場合は、まず現状の寸法を測ってもらい、既製品の範囲に入るかどうかを確かめるところから始めてください。
玄関ドアが風にあおられて勢いよく開きます。危ないので抑えたいのですが、方法はありますか?
開く側の勢いを抑える機構が付いた製品や、開いた位置で止める部材を足す方法が一般的にあります。風で一気に開くと、丁番と枠に大きな力がかかり、金具のゆるみや枠の歪みにつながります。手を挟む事故のもとにもなるので、放置しないほうがよい症状です。すでにドアクローザーが付いている場合は、開ききる手前で効きを強める調整ができることがあり、部品を替えずに収まることもあります。取り付けられる部材は、ドアの形状と枠の寸法で限られるため、対応の可否は業者さんによって異なります。風の強い日にどのくらい開くのかを伝えると、必要な強さの見当がつけやすくなります。
ドアクローザーから油のようなものがにじんでいます。放っておくとどうなりますか?
内部の油が漏れている状態で、修理ではなく交換の対象になります。ドアクローザーはこの油の抵抗で扉の閉まる速さを調整しているため、油が減ると速度の調整が効かなくなり、最後に勢いよく閉まるようになります。その状態で使い続けると、閉まる衝撃が丁番や枠に伝わり、建て付けの狂いや金具の破損に広がります。手や指を挟む危険も出るので、油のにじみに気づいた時点で見てもらってください。取り付け位置が合えば同じ型でなくても交換できることが多いので、製造が終わっていても諦めずに相談してください。本体に書かれている型番が読めるなら控えておくと手配が早くなります。