ドア修理・交換

【保存版】ディンプルキーの合鍵はホームセンターで作れる?費用と複製できない鍵の見分け方

玄関のディンプルキーの合鍵が必要になったとき、どこで作ればいいか迷いますよね。

近所のホームセンターで安く作れるのか、それとも自分の鍵は複製できないタイプなのか、疑問に思う方は多いと思います。

この記事では、合鍵を作れる場所や費用の目安、そしてMIWA製などの鍵を勝手に複製するとどうなるのかといった気になる疑問をわかりやすく解説します。大切な玄関の鍵で失敗しないための知識として、ぜひ参考にしてみてください。

ディンプルキーの合鍵を作れる場所は?ホームセンターの安い複製には要注意

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合鍵を作ろうと考えたとき、真っ先に思い浮かぶのは近所のホームセンターやショッピングモールに入っている鍵屋さんかもしれません。

専用の機械が普及した現在では、数千円でその場ですぐに作ってもらえる店舗も増えており、手軽で便利に感じますよね。しかし、店舗で元の鍵を削って作るコピーキー(複製キー)を日常的に使うことは、あまりおすすめできません。

なぜ店舗で作るコピーキーは危険なのか?

コピーキーを使い続けると、最終的にドアの鍵穴(シリンダー)そのものを壊してしまうリスクがあります。その理由は以下の3つのステップで起こります。

  1. わずかな誤差が生じるディンプルキーの丸いくぼみは、コンマ数ミリ単位で計算された非常に精密なものです。店舗の機械でどんなにそっくりに削り出しても、どうしても肉眼では見えないレベルの誤差が生じます。
  2. 内部の部品が削れていく誤差があるコピーキーを毎日抜き差しして回し続けると、シリンダー内部の精密な部品と無理にこすれ合い、金属が少しずつ削れて削りカスが溜まっていきます。
  3. 鍵が回らなくなる最終的に、鍵が引っかかって抜けなくなったり、シリンダーが完全に回らなくなって高額な交換費用がかかるというトラブルに発展します。

安さと早さだけで店舗での複製を選ぶと、後々ドアのトラブルにつながる可能性がある点は知っておくべきポイントです。

MIWA製など複製できないディンプルキーの見分け方と注文方法

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ディンプルキーの中には、そもそも街の鍵屋さんやホームセンターでは複製できない種類も多く存在します。

防犯性が非常に高いMIWAのPRキーやKABAといったディンプルキーは、内部の構造が複雑すぎることに加え特許などで守られているため、店舗の機械では物理的に削れない仕組みになっています。

複製できる鍵とメーカー発注が必要な鍵の違い

ご自身の鍵が店舗で複製できるものか、メーカーに発注する純正キーなのかは、以下のポイントで見分けることができます。

確認ポイント店舗で複製できる可能性が高い鍵メーカー発注が必要な鍵(純正キー)
鍵の刻印メーカー名のみ、または無記名長いアルファベットと数字の鍵番号がある
セキュリティ特になし持ち主を証明するセキュリティカードがある
鍵の形状比較的シンプルな丸いくぼみ複雑なくぼみ(MIWAのPRキー、KABAなど)

正確で安全な純正キーの注文手順

ホームセンターに持ち込んで断られてしまった場合でも焦る必要はありません。以下の手順でメーカーの純正キーを取り寄せるのが、最も確実でドアを傷めない安全な方法です。

  1. 鍵の持ち手部分に刻印されているメーカー名と鍵番号をメモする。
  2. メーカーの公式サイト、または正規代理店のオンラインショップにアクセスする。
  3. 鍵番号を入力して合鍵(純正キー)を発注する。
  4. 数週間後、自宅にメーカーで作られた精度の高い純正キーが届く。

ディンプルキーの合鍵作成にかかる費用と日数の目安

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ホームセンターのコピーキーと、メーカーから取り寄せる純正キー。それぞれいくらかかるのか、費用と日数の目安を整理しました。

店舗で作るコピーキー(複製キー)
費用目安:約3,000円〜5,000円
納期:約15分〜30分

最大のメリットは圧倒的な早さです。買い物のついでにその場で作れる手軽さがありますが、前述した通りシリンダーを痛めるリスクが伴います。

メーカー取り寄せの純正キー
費用目安:約2,000円〜4,000円
納期:約2週間〜4週間

実はネットの正規代理店などを経由してメーカーから直接取り寄せる方が、店舗で削ってもらうよりも費用が安いケースがよくあります。日数はかかってしまいますが、ドアを壊すリスクがゼロで一番安心な方法です。

賃貸退去時にMIWAなどの鍵を複製したことはバレる?

賃貸マンションなどで家族用に合鍵を作り、退去の時にコピーキーを返却してごまかせるのかという疑問を持つ方もいます。結論から言うと、管理会社には確実にバレます。

見破られる理由は、鍵の持ち手部分の刻印です。 入居時に渡される純正キーには、MIWAやGOALといったメーカー名と、アルファベットや数字が混ざった長い鍵番号が必ず刻印されています。一方、ホームセンターなどで削って作ったコピーキーには鍵番号がありません。

退去時の立ち会いでは、この鍵番号が入居時の記録と一致しているかを必ずチェックされます。もしコピーキーを提出したり純正キーを紛失したままにしていると、防犯上の理由から次の入居者のためにシリンダー全体の交換費用を請求されるトラブルになりかねません。

賃貸物件で合鍵が必要になった場合は、勝手に作らずまずは管理会社や大家さんに相談するのが鉄則です。許可をもらった上で純正キーを取り寄せるのが、結果的に一番トラブルを防ぐことができます。

ディンプルキーの合鍵に関するよくある質問(FAQ)

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合鍵作りについて、多くの方が不安に感じる疑問をQ&A形式でまとめました。

Q. ネットで純正キーを注文して自宅に届くのは防犯上不安です。

A. 鍵と住所が紐付いてしまうのが心配な場合は、自宅ではなく職場への配送を指定したり、郵便局留めや運送会社の営業所受け取りを利用できるオンラインショップを選ぶのがおすすめです。

Q. 鍵番号の写真を撮られたら、勝手に合鍵を作られてしまいますか?

A. はい、純正キーは鍵番号さえ分かれば誰でもネットで発注できてしまいます。他人の目に触れる場所に鍵を放置しない、SNSに鍵が写り込んだ写真を載せないといった自衛が非常に重要です。最近では鍵の頭にかぶせる専用のキーカバーをつけて、番号を隠す対策も人気があります。

Q. 鍵穴に引っかかりを感じるのですが、新しい合鍵を作れば直りますか?

A. 引っかかりの原因が古い鍵の摩耗であれば、新しい純正キーを使うことでスムーズに回るようになる可能性があります。しかし、すでにシリンダー内部の部品が傷ついている場合は、新しい鍵を使っても引っかかりは直りません。その場合は鍵穴の清掃やシリンダー交換が必要になります。

まとめ:ディンプルキーの合鍵は安全で確実な純正品を

ディンプルキーの合鍵作りは、安さや早さだけで選んでしまうと思わぬ落とし穴があります。

ホームセンターのコピーキーは手軽ですが、精密なシリンダーを傷つけてしまうリスクがあること。そして賃貸物件では勝手な複製が後々のトラブルにつながることを覚えておいてください。

少し日数はかかってしまいますが、鍵の番号を確認してメーカー純正キーを発注するのが、コスト面でも防犯面でも最も賢い選択です。合鍵が必要になった際は、ぜひ時間に余裕を持って安全な純正キーを手に入れてくださいね。