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格子入り窓のデメリットとは?価格が高い・防犯の誤解!YKK・LIXILの選び方

洋風住宅やナチュラルカントリー調の家づくりで、外観のアクセントとして人気の格子入り窓。 インスタグラムや雑誌の施工事例を見て、自宅にも取り入れたいとおしゃれなデザインに憧れる方は非常に多いです。

しかし、ハウスメーカーから出された見積もりを見て普通の窓より高い価格に驚いたり、いざ住み始めた後の掃除の手間や、何かデメリットがないか不安になったりして、検索されたのではないでしょうか。

今回は福岡で長年窓やサッシの工事に携わってきたプロの視点で、格子入り窓のリアルなデメリットの真実から、勘違いされやすい防犯効果について詳しく解説します。

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格子入り窓で後悔する?よくある3つのデメリットと真実

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格子入り窓を検討する際、お客様から必ず聞かれる不安要素が3つあります。それは掃除の手間、価格の高さ、そして視界の圧迫感です。実際の現場ではどうなのか、一つずつ事実をお伝えします。

デメリット① 掃除が大変? 格子入り複層ガラスならフラットで簡単

格子入り窓と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、窓拭きのときに格子に埃が溜まって掃除が面倒になりそうという懸念です。

確かに昔の窓や、後付けでガラスの表面に木製の格子を貼り付けるタイプは、格子を一本一本避けて拭き掃除をする必要がありました。 しかし現在主流となっているサッシメーカーの格子入り窓は、2枚のガラスの間に格子が挟み込まれた格子入り複層ガラスという構造になっています。

つまり、ガラスの表面自体は室内側も室外側もツルツルのフラットな状態です。雑巾やワイパーでサッと拭くだけで普通の窓と全く同じように掃除ができるため、掃除の手間に関するデメリットは心配ありません。

デメリット② 価格が高い!普通の窓との差額について

多くの方が直面するのが、見積もり時の価格の壁です。 一般的な透明ガラスや型板ガラスに比べて、格子入り窓は製造工程が複雑になります。メーカーの工場でペアガラスの空気層に寸法を合わせて格子を組み込む特注に近い扱いになるため、どうしても割高になります。

サイズやメーカーにもよりますが、おおよそ通常の窓の1.5倍から2倍近くのオプション費用がかかるケースも珍しくありません。家中のすべての窓を格子入りにすると予算を大きく圧迫してしまうため、どこに採用するかの見極めが重要になってきます。

デメリット③ 視界が遮られて圧迫感がある

デザイン性が高い反面、格子があることで外の景色が見えにくくなるという側面は否定できません。

特にリビングから庭やウッドデッキに出るような大きな掃き出し窓に細かい格子を入れてしまうと、視線が格子に遮られてしまい、少し窮屈でうるさい印象を与えてしまうことがあります。 景色を楽しみたい場所や開放感を出したい大きな窓にはあえて格子を入れず、デザインを見せたい小窓に限定するといった工夫が必要です。

勘違い注意!格子入り窓に防犯効果はある?

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もう一つ、お客様からよくいただく質問に、格子が入っているから泥棒に割られにくくて防犯対策になるのではというものがあります。

サッシ屋としてここは明確にお伝えしておきたいのですが、格子入り窓に防犯効果はほとんどありません。

窓の外側に取り付ける面格子(アルミ製やステンレス製の太い鉄格子)であれば、物理的に人が侵入するのを防ぐ強力な効果があります。 しかし格子入り窓の格子は、あくまでガラスの中に挟まれた薄い樹脂やアルミの飾りに過ぎません。ガラスを叩き割られれば一緒に壊れてしまうため、防犯ガラスのような強度や、面格子のような侵入阻止の機能はないと考えてください。

あくまでデザイン性とおしゃれさを高めるためのアイテムであり、防犯目的で選ぶものではないという点は、後悔しないためにも知っておくべき重要なポイントです。

LIXILとYKK AP、どっちを選ぶ?格子入り窓の特徴

格子入り窓を検討する際、国内の主要サッシメーカーであるLIXILとYKK APのどちらを選ぶべきか迷う方も多いはずです。

結論から言うと、どちらのメーカーもガラスの間に格子を挟み込む格子入り複層ガラスの技術は非常に高く、掃除のしやすさや基本的な構造に大きな差はありません。

選ぶ際のポイントは、サッシ自体の材質やデザインの好みになります。

YKK APは、高断熱な樹脂窓であるAPWシリーズが非常に人気です。樹脂フレームの柔らかい質感と格子の相性が良く、本格的な輸入住宅や北欧風のデザインを目指す方にぴったりです。

一方のLIXILは、サーモスシリーズなどのようにサッシのフレームを極限まで細くスリムに見せる技術に長けています。枠が細い分、ガラスの中の格子がよりエレガントに引き立ち、モダンでスタイリッシュな洋風建築によく馴染みます。

ご自宅を建てるハウスメーカーや工務店の標準仕様がどちらのメーカーになっているかを確認し、実際のカタログやショールームで格子の太さや色合いを見比べて決めるのが一番確実です。

プロの提案!後悔しないおしゃれな配置のコツ

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価格が高いというデメリットを解消しつつ、最大限におしゃれな外観を作るには、家中のすべての窓を格子入りにするのではなく、メリハリをつけることが重要です。

弊社のスタッフでも現場でお客様にご提案する際も、以下のような上手な使い分けをアドバイスしています。

家の正面に集中させる

外観のアクセントとして最も効果的なのは、道路からよく見える家の正面(ファサード)にだけ格子入り窓を配置するテクニックです。

特に、縦長の上げ下げ窓や、小さな滑り出し窓に格子を入れると、洋風の可愛らしい雰囲気が一気に高まります。人目につかない裏側の窓やトイレの窓などは一般的な透明ガラスや型板ガラスにしてコストを抑えるのが、賢い家づくりのセオリーです。

視界を確保したい場所は避ける

前半でも触れた通り、リビングから庭へつながるような大きな掃き出し窓は、あえて格子を入れずにスッキリと一枚ガラスにするか、もしくは上部のガラスにだけ格子が入るデザインを選ぶと、開放感を損なわずに洋風の雰囲気を楽しめます。

【比較表】格子入り窓と一般的な窓・面格子の違い

それぞれの窓の特徴や目的の違いが一目でわかるように表にまとめました。ご自身の優先順位に合わせて確認してみてください。

比較項目格子入り複層ガラス一般的なペアガラス外付けの面格子
目的と特徴洋風でおしゃれなデザイン性コストを抑えて視界を広く保つ防犯対策・侵入防止
掃除のしやすさ簡単(表面がフラット)簡単(表面がフラット)手間がかかる(拭きにくい)
価格の目安割高(特注扱いになるため)標準的窓代+面格子代がかかる
防犯性能なし(ガラスが割れれば貫通)なし高い(物理的な侵入を防ぐ)
視界の広さやや遮られる広い遮られる

格子入り窓に関するよくある質問(FAQ)

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最後に、お客様から現場でよくご質問いただく内容をQ&A形式でお答えします。

Q1. 後から今の普通の窓を格子入りに変更できますか?

A. はい、可能なケースが多いです。サッシの枠はそのままで、ガラス部分だけを格子入りのペアガラス(アタッチメント付き複層ガラスなど)に交換するリフォームで対応できます。ただし、サッシの構造や古さによっては、枠ごと交換するカバー工法が必要になる場合もあります。

Q2. 格子の色やデザインは選べますか?

A. 基本的にはサッシのフレーム色に合わせて、ホワイト、ブラウン、ブラックなどのカラーバリエーションが用意されています。また、窓のサイズに合わせて縦横のマス目のバランスが一番美しく見えるようにメーカー側で調整して製造されます。

まとめ:デメリットを理解して、理想の住まいづくりを

格子入り窓は、掃除が大変そうという誤解さえ解ければ、洋風の家づくりにおいて非常に魅力的なアイテムです。

価格が割高になる点や、防犯効果はないという事実をしっかり理解した上で、家の正面の小窓などにポイント使いをすれば、コストを抑えつつ理想のおしゃれな外観を手に入れることができます。

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