サッシ修理・サッシ交換

クレセント錠を取り扱っている主なメーカーと選び方を解説

クレセント錠は一般住宅においては必ず使用される鍵といっても過言ではないほど使用されていることもあり、各社メーカーから製品が登場しています。

そのため、どのメーカーのクレセント錠を選べばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

防犯性についてはどこのメーカーを選んでも安全性は高いですが、機能性やデザイン性にも拘りたいという方も多いでしょう。

そこで本記事では、クレセント錠を取り扱っている主なメーカー一覧とメーカーの選び方について詳しく解説します。

<e-業者で見つかる！大田区の「サッシ屋・戸車交換・網戸（取り付け+交換+修理）」業者さん>

目次

クレセント錠を取り扱っている主なメーカー一覧

画像

クレセント錠を取り扱っている主なメーカー一覧は以下の通りです。

  • LIXIL（リクシル）
  • YKK AP
  • 三協アルミ
  • 不二サッシ
  • KAKEN
  • U-SHIN SHOWA
  • 美和ロック

それぞれのメーカーについて、以下で詳しく解説します。

1.LIXIL（リクシル）

LIXILは、東京都品川区に本社を置く、建材・設備機器業界最大手の企業です。世界150カ国以上で事業を展開し、住宅やオフィスの建材や設備機器、リフォームなどを手掛けています。

LIXILは、2011年に日本の建材・設備機器業界を代表する企業であるトステム、INAX、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの5社が統合して誕生しました。

リクシルのクレセント錠は機能性、デザイン性、防犯性に優れており、中でもトリプルロックは防犯性に優れていると定評があります。

引き違い窓に最も多く見られる引っかけ止めるタイプの錠。 門扉などに取付ける簡易な引っかけ錠のこともいうことのある「錠（クレセント）左側用」などが代表的な製品です。

2.YKK AP

YKK AP株式会社は、アルミ建材を主とした建築用部材の設計、製造、販売を行う会社です。本社は東京都千代田区に置き、世界中に事業拠点を展開しています。

YKK APのクレセント錠はシンプルなデザインから一般住宅でも人気が高いです。

サムターン錠標準装備の定番クレセント錠です。左右兼用で、様々なサッシに対応している「KC-12」や、 鎌デッドボルト付きのクレセント錠です。サムターン錠と鎌デッドボルトのダブルロックで、さらに防犯性を強化することができる「KCK-12」などが代表的な製品となります。

3.三協アルミ

三協アルミ株式会社は、富山県高岡市に本社を置く、アルミ建材の開発・製造・販売を行う企業です。住宅用建材、ビル用建材、エクステリア建材などを幅広く手掛けるメーカーです。

三協アルミのクレセント錠は、ピッキングが困難になる「サムターン錠標準装」やこじ開け対策に効果的な「鎌デッドボルト」などの機能が備わっている製品が多いです。

また、一般住宅においては補助錠としても人気の高いメーカーとなっています。

サムターン錠標準装備の定番クレセント錠です。左右兼用で、様々なサッシに対応している「クレセント錠 993K2218R0-UC」や、サムターン錠標準装備で、ブラックカラーのクレセント錠です。スタイリッシュな空間によく似合う「クレセント錠 993K2218R0-BK」などが代表的な製品です。

4.不二サッシ

不二サッシ株式会社は、神奈川県川崎市幸区に本社を置く日本の建材メーカーです。1930年設立以来、主にサッシ類を中心としたビル建材、住宅用建材、エクステリア商品などを製造・販売しています。

不二サッシのクレセント錠は、防犯性を高めるダブルロックが標準搭載されているだけではなく、レバーハンドルが採用されているため、子どもや高齢者でも簡単かつ安全に開閉することができます。

不二サッシのクレセント錠には、様々な種類があります。代表的な製品をいくつかご紹介します。

サムターン錠標準装備やプッシュボタン式とレバーハンドルの2タイプを採用している「FK4000シリーズ」や、鎌デッドボルト標準装備やサムターン錠と鎌デッドボルトのダブルロックで高い防犯性を実現している「FK4010シリーズ」などが代表的な製品です。

5.KAKEN

家研販売株式会社は、東京都文京区に本社を置く、建具金物及び錠前等の防犯機器の製造・販売を行う会社です。1956年に創業し、60年以上の歴史を持つ老舗企業です。

老舗である強みを活かしてさまざまな異能のあるクレセント錠を販売しており、サムターン錠を使用していない「NO-KEY CU-500」などが代表的な製品となります。

6.U-SHIN SHOWA

U-SHIN SHOWAは、錠前やドア金物などの建築金物を製造・販売する会社です。1947年に創業し、本社は東京都品川区にあります。

:サムターン錠と鎌デッドボルトを標準装備した防犯性の高いクレセント錠である「 U-SHIN SHOWA インテグラルロック ISシリーズ」や、プッシュボタンで開閉できる使いやすいクレセント錠である「U-SHIN SHOWA プッシュボタン式クレセント錠:」などが代表的な製品です。

7.美和ロック

美和ロック株式会社は、東京都港区に本社を置く錠前メーカーです。1945年に創業し、日本ではシェアトップの錠前メーカーとして知られています。ドア用錠前、サッシ用錠前、電気錠、金庫錠、防犯カメラなど、幅広い種類の錠前を製造販売しています。

防犯性能が非常に高いと定評のあるメーカーで、サムターン錠標準装備の定番クレセント錠です。左右兼用で、様々なサッシに対応している「PB-3S」や、 プッシュボタン式のクレセント錠です。ワンタッチで操作できるため、使いやすく便利である「PB-1」などが代表的な製品です。

クレセント錠のメーカーの選び方

画像

大手メーカーでクレセント錠を選ぶ場合、防犯性や機能性についてはどのメーカーも高い性能を誇っているため、メーカーごとに比較する必要はありませんが、デザイン性や使いやすさについてはメーカーによって異なる部分もあるため、比較することが大切です。

また、費用についても若干異なるため、予算に応じてメーカーを選ぶといいでしょう。

まとめ

本記事では、クレセント錠を取り扱っている主なメーカー一覧とメーカーの選び方について詳しく解説しました。

クレセント錠はメーカーによってデザインや機能性が若干異なるため、お部屋の雰囲気や子ども・高齢者が使用するのか、などを中心に決めるとともに、予算に合っているかどうかも確認するようにしましょう。

また、最大手メーカーのクレセント錠であればどのリフォーム会社でも取り扱いがありますが、メーカーの規模が小さくなるにつれて取り扱っている業者も少なくなってしまうため、依頼する業者が取り扱っているメーカーであることも必ず確認することが大切です。

ぜひ本記事を参考にして、クレセント錠のメーカーを比較してみてください。