浴室ドア(中折戸)修理交換

浴室アクリル板が割れてしまった!修理は出来るのか?扉ごと交換か?

浴室のアクリル板が割れてしまってお困りの方に向けた記事になります。

浴室のアクリル板は厚みが2ミリ、もしくは3ミリしかなく、意外に割れやすい素材です。とはいえガラスにしても2ミリや3ミリの厚みであればそれ程強固とはいえません。浴室は衣服の着用がされていない可能性もある場所なのでガラスよりはアクリル板の方が万が一割れてしまった時に怪我をするリスクは少ないと言えますね。

万が一アクリル板が割れてしまった場合、修理をする事になりますが、アクリル板のみ交換が可能なのか?それとも扉事交換する必要があるのか?ご存じでしょうか?

本日はアクリル板が割れてしまった時に役に立つ情報として参考記事となります。ご活用下さい。

よろしくお願いします。

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アクリル板が割れてしまった時確認するべき事

突然、浴室アクリル板が割れてしまった時「え~どうしよう。最悪、どこに頼んだら修理出来るの?」と一瞬焦るのが普通の方の反応だと思います。アクシデントに慣れている方はあまりいませんからね。

一旦冷静になり、割れたアクリル板、扉の上の方に下の様なシールは貼っていませんか?

パナソニック製浴室折戸の品番

パナソニック製だと画像の様な感じでシールが貼っています。このシールでは確認出来ませんが、年代やメーカーによってはメーカーサービスの電話番号も記載されていますので、電話番号に電話して品番を伝えればすぐに修理の手配が可能です。

ハウステック製浴室折戸の品番

上記は、ハウステック製の浴室折れ戸に貼られているシールです。浴室折れ戸のメーカーとしては。LIXIL、Panasonic、ハウステック、TOTOが使用されているケースが多いです。

メーカーで品番を伝えれば現在でも扉等部材が供給されているのか的確に調べて頂けますので最も確実で安心です。

アクリル板のみの交換は可能か?扉全部交換する必要があるのか?

メーカーに連絡して修理を依頼した場合、もっとも懸念しなければならない事が1つあります。それは扉(ドア)本体の取替は行って頂けますが、”割れたアクリル板のみの交換は出来ない”と言われる可能性が高いと言う点です。メーカーは商品の販売は行っていますが、いち部材であるアクリル板のみの取替を行わない事が殆どの様です。

この点に関しては一度ユーザー様ご自身でご確認されると間違いないでしょう。

扉の種類によってもアクリル板のみの交換は出来ない

浴室の折れ戸に取付けられているアクリル板は大きく2つの方法で取付がされています。

グレチャン取付

画像

1つめの取付け方法はグレイジングチャンネル(通称:グレチャン)で取付けられているケースです。アクリル板とアルミサッシの取付け際の部分を注意深く見るとゴムの様なものが確認出来ればそれがグレチャンです。経年劣化で硬化している場合やグレチャン以外のプラスチック製の押さえ部材が使用されている事もありますが、これらの部材で固定されているアクリル板は交換可能です。サッシ屋に相談しましょう。

主に4分割されている折れ戸はグレチャン取付となっている事が多いです。

接着取付

2つめの取付け方法は接着取付です。アクリル板が強固な接着材で貼り付けられています。

画像

上記の画像の様に2分割で取付けられてる浴室折戸の場合は接着取付でアクリル板が貼り付けられている可能性があります。この場合は原則扉全体の交換になります。接着を剥がしならアクリル板の交換が出来なくもありませんが、実際に対応してくれるサッシ屋さんも少なくメーカーで扉交換以外はまず対応してくれないでしょう。

アクリル板交換、または扉全体の交換費用

ここではアクリル板のみ交換できた場合の交換費用と、扉全体を交換した費用について目安となる金額をお伝えしたいと思います。

アクリル板のみ交換・・・15,000円~25,000円

アクリル板のみを交換する場合はサッシ屋やガラス屋に相談しましょう。地域や業者によって価格は異なりますがおおよそ15千円から25千円程度で交換してくれると思います。(4分割の1枚あたり)枚数が多ければ1枚当たり多少は安く工事が出来るはずです。なぜならサッシを分解する行為は1枚でも2枚での行わなければなりませんので、単純に部材代が少し高くなる程度だからです。

扉全体の交換・・・60,000円~70,000円

扉全体を交換する場合は上記の金額が相場の様です。取替は簡単で扉そのものはお掃除の時でも取り外しますのでその要領で新しい扉を取付ければ設置完了です。商品さえあれば素人の方でも対応可能ですね。

メーカー対応の方が安いのか?

アクリル板のみを交換する場合は、メーカー対応が難しいのでサッシ屋、ガラス屋に相談し業者を選定する事になります。

一方扉全体を交換する場合はどうでしょう?

最初に扉のシールを確認しメーカーに問い合わせをした流れでメーカーサービスに扉交換を依頼するのもありです。ただ、メーカー対応が安いのか?と言えば決してそうとはいえません。メーカーサービスは料金が決まっており値引き交渉の易々通らないと聞きます。地元のサッシ屋の方が儲けを削って安く取付けてくれる可能性や部材だけを販売してくれる望みも期待できます。

メーカーと地元の業者で相見積もりを取るのが最も安く取替出来る方法かと思います。

まとめ

本日は、浴室のアクリル板が割れてしまった時の対応方法について具体的に考えてみました。参考にしてみて下さいね。