大和ハウスは多くの方が名前を知っている大手住宅総合メーカーであり、注文住宅をはじめ分譲住宅やマンション、別荘、賃貸、リフォームなど不動産に関する事業を幅広く展開しています。
大和ハウスは大手ハウスメーカーらしい品質の良さが魅力の一つですが、どんなに高品質な住宅であっても年数が経つごとに劣化が見られるものです。とくに毎日何度も開け閉めを繰り返す「玄関扉」は不具合が見らやすい場所の一つです。
ただ、住宅の顔ともいえる重要な場所なので、リフォームで直したいと考えている方も多いでしょう。
そこで今回は、大和ハウスの玄関扉の種類やリフォームが可能かどうか、玄関扉を選ぶポイントなどを解説します。
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大和ハウスの玄関ドアは約20種類!
ゲストの第一印象を左右する玄関扉は、住宅の顔ともいえる重要な存在なのでこだわって選びたい方も多いでしょう。
大和ハウスの注文住宅では、シリーズによるものの約20種類の玄関扉があります。さらに種類ごとにカラーバリエーションもあるので、非常に豊富なラインナップから玄関扉を選べます。
大和ハウスの玄関扉の種類を一覧にまとめました。
【大和ハウス 注文住宅(シリーズ:XEVOΣ)の玄関ドア一覧】
名称 | 特徴 | カラーバリエーション |
ティアノーブル | 高さ2.7mまであるフルドアタイプ 横にラインが入っている | 3色 |
プランシェード | 高さ2.7mまであるフルドアタイプ 縦にスリットと窓が配置されている | 3色 |
ヴェルロット | 高さ2.7mまであるフルドアタイプ 高級感がある見た目が特徴 | 2色 |
ヴェルティナ | 高さ2.7mまであるフルドアタイプ タイルを装飾に浸かっており高級感がある | 2色 |
グランノワール | ドアノブがアーチ状になっており、室内側のドアノブには本革が巻かれている | 3色 |
ブランノイエ | ナチュラルテイストのデザインが特徴 | 2色 |
アルベロⅢ | 縦のスリットが細かく入っている | 2色 |
テネロ | スタンダードなデザインで馴染みやすいデザイン | 3色 |
スレンダーライトⅡ | あまり装飾がないシンプルなデザイン | 3色 |
レガール | 室内ドアのようにガラス部分が大きい | 3色 |
ヴァンスリット | ガラス部分が上げ下げできるので換気も可能なドア | 3色 |
アーベイングリッド | 格子状に細かくガラスがデザインされている | 1色 |
newプロキオ | 中央部分にガラスが1枚入っており、ほどよく採光が入るデザイン | 2色 |
カームベルジュ | スタイリッシュでシャープな印象がある | 3色 |
アルコト | 格子があるので和風の住宅に合わせやすい | 3色 |
ヴァリアント | 横にスリットが入っており、デザイン性が高い | 3色 |
ノヴェルト | かなり細いスリットが入っている | 3色 |
ビストランス | 木のテイストが感じられるデザイン | 3色 |
リベオール | テイストを選ばずどのような外観にも合わせやすい | 3色 |
エスティードⅢ | フェミニンなテイストに会いやすいデザイン | 2色 |
ココル | 上部に正方形の窓が2か所あり、カジュアルでポップな印象 | 5色 |
大和ハウスの玄関ドアを選ぶときのポイント
一覧で紹介した通り、大和ハウスの玄関ドアはデザインやカラーバリエーションが豊富で、何を基準に選ぶべきか分からない方も多いでしょう。
ここでは、玄関ドアを選ぶときに押さえておきたいポイントを解説します。
デザイン・色
まず、デザインや色は確認しておくべきポイントの一つでしょう。
家の外壁やエクステリアをマッチするのか、どのようなテイストが好みかによって全体のバランスを意識しながら選ぶのがおすすめです。玄関ドアを目立たせないよう外壁材と同系色でまとめることもあれば、外壁材とは異なる色にして玄関ドアのデザインを強調する方法もあります。
素材
玄関ドアの素材にも注目してみるのが大切です。
同じ色味・大きさの玄関ドアでも、素材によって印象が大きく変わります。たとえば、本物の木が使われた玄関ドアは温かみのある印象になり、タイルを使用した玄関ドアは高級感や重厚感のある見た目になります。
使い勝手
使い勝手も意識してみるのもポイントの一つです。
たとえば、一般的な錠前は「1:ドアノブ(レバー)を回す・2:押す」という2つの動作が必要ですが、プッシュプル錠なら「押す・引く」どちらかワンアクションで開閉可能です。
また、車いすやベビーカーが通るなら開き戸よりも引き戸が便利です。
このように、ライフスタイルに合わせて開き方や開閉方向を選ぶと使い勝手のよい玄関扉になります。
セキュリティ
デザインや使い勝手のほか、セキュリティ面も意識することが大切です。
たとえば、ピッキング防止効果の高いディンプルキーやリモコンキー、指紋キーを採用する、鍵を破壊する行為への対策が取られている製品を採用するといった選択肢があります。
標準の玄関扉には付いていなくても、オプションで仕様を追加・変更した防犯対策を強化できるケースがあるので、確認してみてください。
断熱性・耐久性
住居内の快適な温度を逃がしやすく、屋外の冷気や熱気が伝わりやすい玄関は、玄関扉の断熱性や耐久性に注目することもポイントです。
素材として断熱性が高いのは木製、耐久性が高いのは金属製となっています。また、開き戸タイプは密閉性が高いですが、引き戸は閉めた状態でも隙間ができるため住宅内の気密性を下げてしまう可能性があります。
玄関ドアに求める機能を明確にし、素材や形状を選ぶようにしましょう。
大和ハウスの玄関ドアのリフォーム方法や費用相場
大和ハウスで建てた住まいの玄関ドアをリフォームする際、どれくらいの費用がかかるのか気になる方も多いでしょう。
ここでは、工法ごとに費用相場を解説します。
ドアのみ交換(カバー工法)
ドアのみを交換するリフォームはカバー工法と呼ばれ、今ある玄関扉の扉部分のみを撤去、既存のドア枠は残してその上から新しいドア枠を取り付ける工法のことです。つまり、ドア枠は既存の物+新しい物、ドア本体は新品に交換となります。
ドア枠の大きさは住宅によって異なるため、採寸したうえでメーカーがぴったりのものを製造してくれます。壁や床を壊さないので工事費用を抑えやすいのが魅力です。
カバー工法による費用相場は以下の通りです。
- 製品代:20~40万円
- 施工費用:5~10万円
- 古い扉の処分費用:1~3万円
安い場合は25万円前後ですが、高い製品を選ぶと50万円を超えるケースもあります。
開き戸から引き戸に交換
開き戸から引き戸にリフォームする場合は、ドアの枠が大きくなるため、いったん既存のドア枠を撤去するステップが必要になります。
また、ドア枠の、ドア枠の撤去や解体費用に加え、引き戸を取る付けるためのスペース確保のために壁を取り壊したり、剥がれたクロスを補修したりとさまざまな工程がプラスされるため費用がアップします。
そのため、開き戸から引き戸に交換するとき費用相場は以下の通りです。
- 製品代:20~40万円
- 施工費用(ドア枠の解体・撤去、壁の取り壊しなど、扉の取り付けなど):30~80万円
- 古い扉の処分費用:1~3万円
- ゴムパッキンの交換:3~5万円
扉本体の価格によりますが、少なくとも50万円以上はかかるといえるでしょう。
まとめ
今回は大和ハウスの玄関ドアについて解説しました。
大和ハウスの玄関ドアは注文住宅の種類によりますが約20種類のパターンがあり、さらにカラーバリエーションも豊富です。玄関扉は住宅の顔ともいえる重要な部分なので、ポイントを押さえて慎重に選びましょう。
また、大和ハウスの玄関ドアをリフォームする場合は、方法によって費用相場が大きく異なります。カバー工法の場合は25~50万円ほどですが、ドア枠ごと交換する場合は100万円の超えるケースもあります。
リフォームの予算や目的に応じて、最適な方法を選ぶようにしましょう。