ドア修理・交換

ドアのないところにドアをつけることはできる?メリットや注意点、DIYでの費用相場を解説

ドアのないところにドアをつけることについて、以下のような悩みはありませんか?

「ドアのないところにドアをつけることはできる?」

「ドアのないところにドアをつけるメリット・注意点は?」

「ドアのないところにドアをつけるときの費用相場は?」

住宅によってはドアの設置を少なく設計していたり、生活してみて”ここにドアがあったら便利だな”と感じる場合など、新しくドアを設置したいと思う瞬間は意外と多いですよね。

しかし、そもそもドアのないところにドアをつけることはできるのか、どのくらいの費用で設置できるのか、などの疑問を持っている方も多いでしょう。

そこで本記事では、ドアのないところにドアをつけるメリットや注意点、DIYでの費用相場などについて詳しく解説します。

ドアのないところにドアをつけたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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ドアのないところにドアをつけることはできる?

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結論から申し上げますと、ドアのないところにドアをつけることは可能です。

すでに完成した住宅でも後からドアを取り付けられるように、簡易的なドアも販売されていますし、DIYに慣れている方であれば本格的なドアを取り付けることもできます。

とはいえ、建築士が設計した住宅に対して、素人が後からドアを設置するためには注意すべきことも多いため、メリットだけではなく注意点についても理解しておくことが大切です。

ドアのないところにドアをつけるメリット

ドアのないところにドアをつけるメリットは以下の通りです。

  • 断熱効果を高めることができる
  • 子どもの移動を抑制できる

それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。

1.断熱効果を高めることができる

ドアのないところにドアをつけることで、冷暖房の空気を部屋に留めることができるため、エアコンの効き目が良くなり、電気代節約にも繋がります。

たとえば、リビングと廊下にドアがない設計をしている住宅の場合、エアコンから出る冷気や暖気は廊下に流れていってしまい、エアコンの効き目が悪くなってしまいますが、廊下とリビングの間にドアを設置することでリビングの中に空気が留まるため、エアコンの効き目が良くなるのです。

また、玄関からリビングまでの間にドアがない住宅では、玄関の冷気や熱気がリビングにまで流れてきてしまうため、快適に過ごすことが難しくなってしまいます。

このように、ドアが少ない住宅は断熱効果が低く、冷暖房の効き目が悪くなりやすいため、ドアを設置することで大きな断熱効果を得ることができるのです。

2.子どもの移動を抑制できる

乳幼児がいるご家庭において、ドアが少ないと勝手に移動して思わぬトラブルが発生してしまうことがあるため、子どもの移動を抑制するためにドアのないところにドアをつけることも多いです。

子どもに移動してほしくない部屋にドアをつけることで、移動を抑制して目を離していてもトラブルになることを防ぐことができます。

また、ペットを飼っているご家庭においても同様の理由でドアのないところにドアをつけることは効果的です。

ドアのないところにドアをつけるときの注意点

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ドアのないところにドアをつけるときの注意点は以下の通りです。

  • 開閉スペースが確保されているかを確認する
  • ケガしやすいポイントがないかを確認する
  • 賃貸では簡易的な仕切り飲み設置可能

それぞれの注意点について、以下で詳しく解説します。

1.開閉スペースが確保されているかを確認する

ドアのないところにドアをつける場合、設置したドアにしっかりと開閉スペースが確保されているかどうかを確認することが大切です。

開閉するときに壁やドアなどに当たってしまうと、住宅設備を傷つけてしまいます。

また、新しいドアがしっかりと開かないと、大きな家具などを移動させにくくなってしまったりとトラブルが発生する原因となってしまいます。

2.ケガしやすいポイントがないかを確認する

DIYでドアのないところにドアをつける場合、部品がしっかりと付いているか、ドアにガタつきはないかなどを確認しないと、ケガをしてしまう恐れもあります。

なかでも、しっかりと閉まるタイプのドアを設置する場合、バネや衝撃吸収のための部品、開閉速度を調整するための部品がしっかりと設置されていないとケガをする可能性が高くなってしまいます。

3.賃貸では簡易的な仕切り飲み設置可能

賃貸では基本的にドアのないところにドアをつけることはできませんが、簡易的な仕切りなどは設置することができます。

ただし、設置に伴って壁紙が剥がれてしまったり、フローリングに傷がついてしまった場合、高額な退去費用を請求される可能性があるため、賃貸設備を傷つけないようなドアを選ぶことが必要です。

ドアのないところにドアをつけるときの費用相場

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ここでは、ドアのないところにドアをつけるときの費用相場について、業者とDIYのそれぞれの費用感について解説します。

業者に依頼した場合の費用相場

ドアのないところにドアをつけることを業者に依頼する場合の費用相場は、6万円〜15万円ほどの工事費用とドア本体価格の合計となります。

ドアを取り付けるための工事費用としては、取り付け工事費や補修工事、壁開口工事、廃材処分費などが発生し、ドア本体はシンプルなものだと5万円以下で購入できます。

ただし、電気配線が通っている壁の周辺に設置する場合は、電源の移動は配線工事などが必要になるため工事費用が高額になりやすいです。

また、住宅の図面などを確認してもらった結果、構造上新しくドアを設置することが難しい場所があることも覚えておきましょう。

DIYで行った場合の費用相場

ドアのないところにドアをつけることをDIYで行う場合、ドアの種類によっても費用は大きく異なりますが、本格的なドアを設置する場合でも5万円前後で設置できることが多いです。

ドアを設置するためには、ドア本体以外にも金具やレールなどが必要になりますが、業者に依頼するよりも圧倒的に安く設置することができます。

ただし、本格的なドアを設置する場合、ある程度DIYに慣れていないと難しく、DIY初心者の方が本格的なドアを設置しようとすると、大きなケガが起きたり、正しく設置できないなどのトラブルが起きる可能性もあるため、DIY初心者の方は簡易的なドアから始めることがオススメです。

まとめ

本記事では、ドアのないところにドアをつけるメリットや注意点、DIYでの費用相場などについて詳しく解説しました。

ドアのないところにドアをつけることで多くのメリットがありますが、本格的なドアを設置することは素人には難しい作業になるため、どうしてもという理由がない限りは専門業者に設置を依頼することがオススメです。

専門業者であれば、設置できるかどうかの判断や正しく動作するかの確認など、トラブルを未然に防ぐ作業をしてくれるため、設置後の使用に関しても安心できます。

ぜひ本記事を参考にして、トラブルなくドアのないところにドアをつけてみてください。