窓シャッター

DIYで雨戸の戸袋を解体しても大丈夫なのか?雨漏りの心配はある?

古びた雨戸の戸袋をどうにか綺麗にしたいとお考えの方に向けた記事になります。

昔の雨戸戸袋は木製の物が多く、年数が経過すると、塗装が剥がれたり木の一部が腐り表面にささくれ出来たり、状態がさらに悪化すると戸袋自体が崩れかかっているものを目にしたりします。

見た目も悪いし、いっその事戸袋を解体したいと思われる方もいらっしゃる事でしょう。

戸袋を解体するとその中はどうなっているのでしょうか?家の一部を壊す様なイメージになるのか?それとも家の部分とは全く分離された造りなのか?

2階の戸袋を解体したら雨漏りの原因になるのでは?この様に疑問に答えて行きたいと思います。

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DIYで雨戸の戸袋を解体する前に出来る事はないのか?

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戸袋の解体はバールやノコギリで行い事が出来ます。

ただ、せっかく取付けられている戸袋を解体してしまうと戸板も外さなければならなくなり、雨戸その物を使用しなくなるという事です。

可能であればDIYで再生させる道を探ってみる事も検討の余地はあるのではないでしょうか?戸袋の解体前に下記2つの事が出来ないか考えて見ましょう。

塗装による再生

戸袋の塗装が剥がれている程度であれば、再度塗装の上塗りを行う事で戸袋は蘇ります。木製雨戸は塗装が剥がれてくると防水性が損なわれて腐食しますが早めに対策をすればまだ大丈夫です。

防水塗料を使用して丁寧に塗装を施しましょう。

アクリル塗装では5~6年の耐用年数

ウレタン塗装では6~10年の耐用年数

シリコン塗装では10~15年の耐用年数

フッ素塗装では15年~20年の耐用年数

が期待できます。

上張りによる再生

塗装は剥がれてかなりダメージを食らっている状態では、上張りでの補強と美観の再生はいかがでしょうか?戸袋全体に新しいべニア(防水処理済)を上張りし面での補強と見た目を綺麗にするDIY工事です。

戸袋の状態によってはL字アングルなどを用いて四隅の補強も同時に行えばまだまだ使用出来る可能性は高いと思います。

戸袋の解体で雨漏りが起こる可能性はある?!

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戸袋の再生が無理な状態であれば最終的に戸袋の解体となります。

なぜなら戸袋の状態はかなり悪く壊れかかっている事と推察できるからです。

この場合は早めに工務店やサッシ屋さんに連絡をして戸袋の解体と後処理を行う事をお勧めします。

戸袋の解体で雨漏りが起こる可能性はあります。昔ながらの木製戸袋は家の壁の一部としての一面もあり、戸袋部分をバールなどで取り外すと間柱や筋交いが見えてくる可能性もあります。これらの柱は建物の耐久性に関して重要な役割がありますので、雨風に晒す事は絶対に防がなくてはなりません。

戸袋を解体した後にこの部分への後処理(防水処理)がしっかり出来る、のであればDIYで戸袋を取り外して大丈夫です。ただ、あまり自信のない方は専門業者に依頼した方が安心です。

戸袋を解体する時には新しい雨戸への交換も検討するべき

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戸袋解体だけで業者に依頼するよりも、雨戸交換を行う前提で業者に依頼する方がメリットの大きい時もあります。

戸袋の解体のみを業者に依頼する場合は、大工さんや工務店になると思います。雨戸交換を前提で業者に依頼する場合はサッシ屋さんが対応してくれます。

業者によっては雨戸交換を前提とした依頼の方が解体に関する費用も相談に乗ってくれる確率がグンと上がります。なぜなら雨戸の商品代金と取付工事代に利益が乗っているからです。

戸袋解体のみを依頼する場合は、業者としてその部分でしか利益が取れないのでどうしても割高になってしまうと言う訳です。

また、近年は自然災害も多くなっており、夏から秋口に発生する台風も年々大型化している傾向です。

いままで雨戸が設置されていなかった住宅の方でも雨戸や窓シャッターの後付け商品を取付けたいと需要が上がる中、後からやはり雨戸を取付けたいと思った場合二重にコストがかかってしまいます。

戸袋の解体を検討するのであれば新しい雨戸や窓シャッターの必要性も今一度見直してみてはいかがでしょうか?

まとめ

本日は、雨戸の戸袋を解体したいと思った時に参考にして頂きたい情報を記事にしました。

戸袋が古くなって対応策を考えられている方のお役に立てれば何よりです。