窓サッシには何箇所かゴムパッキンが取付けられています。ゴムパッキンの一部が破れてしまった時や、カビなどで汚れが目立つ様になった時など窓サッシののゴムパッキンを交換したいと思われる方も少なくありません、そこで今回は窓サッシのパッキンを自分で交換出来るのかという事をテーマに解説させて頂きたいと思います。
ご興味をあるかたはご一読下さい。
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窓サッシのゴムパッキンの種類
窓パッキンには大きく分けて、3箇所に取り付けられています。
サッシとガラスの境
一番目立つゴムパッキンと言えばこのサッシとガラスの境のゴムパッキンではないでしょうか?グレイジングチャンネル、通称グレチャンやビートと言われるゴムです。このゴムはサッシとガラスを固定する役割があり、マンション等では、コーキング(シリコン)が使用されている事もあります。
窓枠のゴムパッキン
窓枠側にゴムパッキンが取付けられている事があります。マンション等気密性を良くする事が目的です。気密ゴムは薄いので破れたり切れてなくなっている事もしばしば。目立つ所にはありませんのであまり気にされた事がないと仰る方も多いのでは。
サッシ下のゴムパッキン
窓サッシの下についているゴムパッキンは主に雨風が室内に入ってくるのを防ぐ役割があります。隙間風がピューピューと音を立てる場合はこのサッシ下のゴムが切れて無くなっている可能性があります。ベランダ側に回って、下を覗き込むか、サッシを一度取り外してひっくり返すと姿を見せてくれます。全てのサッシ窓に取り付けられている訳ではありませんのでご留意を。
窓サッシのゴムパッキンは自分で交換可能?
グレチャン・ビート・コーキング
グレチャンやビートはDIYが得意な方であれば交換が出来ると思います。グレチャンはサッシをばらす必要があり少々難易度は上がります。作業工程としては、サッシを外してLの字にばらし、グレチャンを巻き直し、また元通りに組み立てれば完成。
ビート交換はサッシをばらす必要はなく、既存のビートを引っ張り出して新しいビートを詰め込む感じで交換出来ます。
コーキングが打ってある場合はコーキングをカッターで切り取り、マスキングテープで養生しコーキングを充填、コーキングへらで切ってマスキングテープを外し作業完了です。
窓枠のゴムパッキン
窓枠のゴムパッキンはサッシ組立の時にサッシにはめ込まれている事が想定されますので自分で取替を行うのは難しいかもしれません。ゴムパッキンがはめ込みタイプになっていればそのままの状態で新しいゴムパッキンを嵌め込む事が出来ます。この場合は大して難しくないので自分で交換可能です。
サッシ下のゴムパッキン
サッシ下のゴムパッキンは自分で交換可能な場合が多いです。一度サッシをレールから取り外す必要はありますが、溝に沿って横から差し込む様になっているので古いパッキンを横にスライドして取外し新しいゴムを差し込めば完成です。
窓サッシのゴムパッキンを自分で交換する為の準備
まずは何と言ってもゴムパッキンを入手する必要があります。グレチャン、ビートはガラスの厚みなども関わってきます。まずはサッシをばらして、サッシの開口サイズとガラスの厚みを調べましょう。その情報を基に、ガラス屋さんに部材を注文するか、ネットで部材を探し準備します。
窓枠のゴムとサッシ下のゴムについては、サッシのメーカーと品番を調べる事からスタートします。メーカーと品番が分かれば、メーカーのサービスかメーカー代理店で対応して頂ける所を探す事になります。地域によっては中々対応してくれない場合もありますので根気よく探しましょう。
自分では無理と判断する基準
「よし、頑張って自分で修理をしてみよう!」張りきって始めたDIYも上手く事がすすまない事があります。窓サッシのゴムパッキン交換が自分では無理だと判断する基準も忘れてはなりません。
サッシをばらす事が出来ない場合
大きく重たいサッシやそもそもDIYにそれ程自信がない場合は、無理をせず業者に相談しましょう。無理に作業をして怪我をしたり、サッシを倒してしまってガラスを割ってしまっては元も子もありません。餅は餅屋ときっぱり諦める事も大切です。
例えば、無理をして作業を行った結果、ネジの頭を飛ばしてしまった。サッシの部品を欠損させてしまった。など余計に状況を悪くして業者に依頼されるケースもありその場合はなおさら費用負担が大きくなってしまいます。
そうならない為に早めに判断しましょう。
部材の入手が出来ない場合
部材の調査を行うのも実際かなり大変な場合があります。業者であればスグに判断がつくゴムパッキンも素人では中々適したものが見つからない事も。タイムイズマネーとはよく言った物で、”時は金なり”休日や空き時間に集中して探しても解決できない状況であればこちらも業者に依頼した方がスムーズに事が運ぶ事と思います。
自分で難問を解決する事が楽しいと仰る方以外は業者に依頼する事をお勧めします。
まとめ
本日は、窓サッシのゴムパッキン交換を自分で交換する為に必要な情報と、自分で出来るか出来ないかの基準について明確にする必要性について記事にしました。最後までご覧頂きありがとうございました。