サッシ修理・サッシ交換

木製雨戸のリフォーム費用はどのくらい?修理費用と合わせて解説します。

木製網戸は長年使用していると戸板やレール、戸袋が大きく壊れて行きます。表面が剥がれたり組んでいる部分が外れてきたり、戸板が戸袋から出なくなる様なトラブルも発生します。

木製と言う素材なのでメンテナンスの程度により表面の防水性が無くなったり劣化で割れたりする事が原因です。台風などの防災の為にも雨戸はあるに越した事はありません。

そこで今回は、木製雨戸リフォームや木製雨戸修理について解説したいと思います。「雨戸をどうにかしなくてはとお考えの方はご一読下さい」

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木製雨戸のリフォーム費用

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筆者の会社でも木製雨戸のリフォーム工事を行う事は何度もあります。先に気になる費用からお伝えしますね。

木製雨戸リフォーム費用(腰高窓)・・・・8万円~15万円

木製雨戸リフォーム費用(リビング窓)・・・・15万円~30万円

この程度が相場だと思って下さい。リビング窓は何枚建てかにより金額が変わってくると思いますが、一般的には2枚建~4枚建てであれば上記の金額以内で工事が出来ると思われます。また、複数の窓を同時に行う事により割引交渉も可能かと思いますので詳しくは工事をお願いするサッシ屋さんに相談してみてはいかがでしょうか。

木製雨戸リフォーム工程

まずは、古い戸板をレールから外します。その後に戸袋やレール部分を取り外し窓だけの状態にします。バールを使用して全体的に解体作業を行って行きます。

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全ての雨戸の関連部分を取り除き、新しい雨戸を取付けて行きます。ここで1つ注意して頂きたい事があります。木製雨戸リフォームに於いて、雨戸から窓シャッター交換にしたいとお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、上の写真の様に戸袋部分が外壁と一体化になっている場合、窓シャッターにしてしまうと外壁の補修工事を行う必要が発生します。その際にはやはりコストアップとなりますのでこの点も十分留意しましょう。

雨戸から雨戸へのリフォームの場合はそれ程外壁補修に費用はかかりません。

木製雨戸からアルミ製雨戸へ取替

新しく雨戸を設置する場合、木製の雨戸をまた新しく取付ける事はあまりありません。サッシメーカーのアルミ製雨戸に交換する事により、耐久性、デザイン性に優れた雨戸に交換する事が可能です。

片岸様邸雨戸_201124_4

新しい雨戸を取付けた写真です。外壁の補修はこれからですが、戸板、戸袋、レールとも綺麗になりました。

木製雨戸の修理費用

続いて、木製雨戸を交換するまでもなく、修理で状況を改善されたいとお考えの方に向けた修理費用の相場をお伝えします。

雨戸の動きが悪い、戸袋から出て来ない

雨戸の動きは悪いと言うのは戸板の動きが悪いと言う事ですね。戸板や戸袋と言う言葉もあまり馴染みが無いかもしれませんので念のために説明しておきます。

良く雨戸の動きが悪いと表現される雨戸=戸板の事です。戸板とは横にスライドさせて窓を覆う板の事です。また戸袋とは、戸板を収納する分の事を言います。

話をもとに戻して、雨戸の動き、つまり戸板の動きが悪い事についての修理代金ですが。こちらの場合、あまり使用していないせいで戸板がレールに引っ掛かって、又は固着してしまい戸袋から出来て来ない事があります。もしくは、雨戸戸車の破損、欠損による事が原因かと思われます。

戸板の動きが悪い(調整作業)・・・・5,000円~15,000円

雨戸戸車交換・・・・12,000円~20,000円

戸板のみの交換

レールなどは使用可能な状態で戸板だけ交換したい場合もあります。表面が剥がれて汚くなったり、木製戸板が割れて使えなくなってしまうケースです。この様な時、サイズさえあえば取替用の雨戸パネルで新しい商品に交換する事が可能です

取替用雨戸パネル・・・・8,000円~50,000円

価格の開きにはサイズもそうですが採風タイプなど機能性パネルになると価格が高くなります。

レールの修理

木製雨戸はレールが朽ちてしまい雨戸が使用出来なくなる事があります。戸板や戸袋に問題が無い時はレール部分だけ修復して雨戸を使用出来る様にしたいものです。

レールの修理・・・・20,000円~50,000円

難易度にもよりますが、戸板の脱着から始まり朽ちたレールの撤去、新しいレール枠の取付け、防水処理、レール取付などの工程が必要です。それなりの費用はかかります。

まとめ

本日は木製雨戸のリフォーム工事費用から雨戸修理費用について解説しました。基本的に木製雨戸の場合、取替えはサッシ屋さんで対応可能と思います。ただ、修理の場合はサッシ屋もしくは大工仕事になりますので、サッシ屋さんで対応頂けない時は大工さんや工務店などに相談するとよいでしょう。