窓枠の色について、このような悩みはありませんか?
「窓枠の色の配色の黄金比は?」
「窓枠の色の具体的な組み合わせを知りたい」
「黒サッシを選んだときの後悔ポイントは?」
住宅の全体の色を考えると、窓枠の色が占める割合は少ないですが、適当に窓枠の色を選んでしまうと住宅全体の景観が悪くなってしまうことも多いです。そして、窓枠の配色を選択する為には外壁の色との相性も重要になります。
本記事では、外壁色との関係性も考慮した窓枠の色について、配色や組み合わせの具体例を紹介しています。そして人気の高い黒サッシの後悔ポイントなどについて詳しく解説しますので最後までお読み頂ければと思います。
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窓枠の色は配色を意識して選ぶと失敗しない
お部屋のインテリアやファッションコーディネート、Webサイトのデザインなど、さまざまなところで「配色」という言葉が使われるように、私たちにとって配色は非常に重要なポイントとなります。
人間には5つの感覚がありますが、視覚から得られる情報は80%ほどと言われているため、おしゃれな住宅だと思ってもらうためには、まず住宅の配色を意識することが大切です。
その中でも、窓枠の配色は非常に難しいため、配色の基本を理解しておくことが必要になります。
それでは、以下で配色について詳しく解説していきます。
住宅の外壁の色は3つに分けられる
住宅の外壁の色は大きく以下の3つに分けられます。
- ベースカラー
- アソートカラー
- アクセントカラー
まずはそれぞれの色について詳しく解説していきます。
1.ベースカラー
外壁においてのベースカラーとは、外壁の大部分を占める色のことです。
例えば、住宅を見て「白い壁だな」と思うのであれば、ベースカラーは白になります。
このように、パッと見てその色がメインカラーだと思う色がベースカラーであることが多いです。
2.アソートカラー
外壁においてのアソートカラーとは、ベースカラーを引き立てるために配色される色のことです。
一般的にはベースカラーと同系色を使うことが多いため、ベースカラーが白色なのであればグレーなどを使用することも多くなります。
アソートカラーはあくまでベースカラーを引き立てるための配色となるため、目立ちすぎないような落ち着いた色を選ぶことが大切です。
3.アクセントカラー
外壁においてのアクセントカラーとは、その名の通りアクセントとなる色のことです。
アクセントカラーの占める面積は少ないですが、ベースカラーやアソートカラーとはまったく異なる色を使うことで、外壁にアクセントを付けることができます。
外壁の配色の割合
外壁の配色の黄金比は以下の通りです。
- ベースカラー:60%〜70%
- アソートカラー:25%〜30%
- アクセントカラー:5%〜10%
このような配色の割合が黄金比となるため、住宅においてはベースカラーを外壁、アソートカラーを屋根、アクセントカラーを窓枠として配色することが多いです。
そのため、窓枠の色を選ぶときは、アクセントカラーであることを意識して選ぶとアクセントの効いたおしゃれな外壁にすることができるでしょう。
もちろん、シックやモダンな雰囲気にする場合は黄金比を意識しなくても問題ありませんが、3色以上使用する場合は黄金比を参考にすると失敗しにくくなります。
窓枠の色の種類
先ほどもお伝えしたとおり、窓枠の色は外壁のアクセントになることが多いですが、基本的に窓枠の色はホワイト・ブラック・ブラウン・シルバー・グレー・ブロンズなどの基本的なカラーとなります。
そのため、窓枠の色をアクセントにするためにはベースカラーやアソートカラーを意識して選ぶことも大切なのです。
以下では、具体的な窓枠の色の組み合わせについて紹介します。
窓枠の色をアクセントカラーにした具体例
ここでは、窓枠の色をアクセントカラーにした以下の具体例について紹介していきます。
- パステルカラーの外壁×白色の窓枠
- 鮮やかなカラーの外壁×白色の窓枠
- ブラックの外壁×白色の窓枠
- ブラウンの外壁×黒色の窓枠
- ベージュの外壁×茶色の窓枠
同じ色の窓枠であっても組み合わせによって印象が大きく変わりますので、それぞれの違いをしっかりチェックしておきましょう。
パステルカラーの外壁×白色の窓枠
パステルカラーの外壁と白色の窓枠を合わせることで、柔らかく明るい雰囲気の外壁になります。
海岸沿いの住宅を彷彿とさせるカラーリングとなり、可愛らしいことも特徴的です。
鮮やかなカラーの外壁×白色の窓枠
原色に近い赤色や青色などの鮮やかなカラーの外壁と白色の窓枠を組み合わせることで、海外風のおしゃれな外壁になります。
配色だけでも海外風ですが、より海外風にしたい場合はレンガ調の外壁を取り入れるとより海外風になるでしょう。
ブラックの外壁×白色の窓枠
ブラック系の外壁と白色の窓枠を組み合わせることで、モダンな印象のある外壁になります。
真っ黒をベースカラーにしてしまうと重たい印象を与えることもあるため、ブラック系のブラウンやグレーにすると重たくなりすぎないですよ。
ブラウンの外壁×黒色の窓枠
ブラウン系の外壁と黒色の窓枠を組み合わせることで、重厚感のある落ち着いた外壁になります。
この組み合わせはシンプルな組み合わせとなるため人気が高く、良くも悪くもシンプルな見た目となっています。
ベージュの外壁×茶色の窓枠
ベージュ系の外壁と茶色の窓枠を組み合わせることで、日本らしいナチュラルな雰囲気の外壁になります。
和風住宅との相性に優れているため、和風庭園や瓦を取り入れた住宅にもおすすめです。
黒色の窓枠は後悔ポイントが多いため慎重に選びましょう
黒色の窓枠はシックなイメージがあるため人気がありますが、目立つ色でもあるため、選んでから後悔してしまうというケースも多いです。
黒色の窓枠にしたときに多い後悔ポイントには以下のようなものがあります。
- 室内の雰囲気と調和が取れない
- お手入れが大変
それぞれの後悔ポイントについて、以下で詳しく解説します。
室内の雰囲気と調和が取れない
黒色の窓枠は外から見たときに違和感がなくても、室内から見たときに調和が取れていないと感じることは多いです。
なかでも室内が白基調だったり、木の温もりを感じるような雰囲気の場合は黒色の窓枠が悪く目立ってしまうこともあります。
そのため、黒色の窓枠を採用する場合は、モダンな室内や室内のアクセントカラーに黒色を使用しているなど、黒色の窓枠が目立たないようなデザインにすることが大切です。
お手入れが大変
黒色の窓枠はホコリや黄砂などの汚れが目立ちやすいため、頻繁にお掃除する必要があります。
また、黒色は熱を吸収しやすいため、夏のお手入れは面倒に感じるでしょう。
まとめ
本記事では、窓枠の色についての配色や組み合わせの具体例、黒サッシの後悔ポイントなどについて詳しく解説しました。
窓枠の色は配色にこだわることはもちろん、室内から見たときの調和にも気を付けると後悔なく選ぶことができるはずです。
また、黒色の窓枠は後悔するポイントが多くなっていますので、選ぶときは外観と室内の両方からの視点でしっかりと確認しましょう。
ぜひ本記事を参考にして、窓枠の色を選んでみてください。