輸入サッシについてこのようなお悩みはありませんか?
「実家のサッシが日本製ではないみたい…」
「輸入サッシの修理が増加しているのはなぜ?」
「輸入サッシを修理する方法は?」
日本にはないようなデザインが魅力的な輸入サッシは、お部屋を海外風にしたりオシャレな空間を作り出せることでも人気が高いのですが、国内のサッシとは異なり修理方法に気をつける必要があるのです。
本記事では、輸入サッシの種類や修理する方法についてご紹介していきます。
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そもそも輸入サッシとは?
輸入サッシとは、その名の通り海外から輸入されたサッシのことを指します。
輸入サッシの多くは木製で作られており、日本にはなかった「ハーフサークルウィンドウ」と呼ばれる上部が半円のデザインをしているサッシや、「ダブルハング」と呼ばれる女気にスライドすることで窓を開け閉めすることのできるデザイン、さらには木材本来の重厚感のある素材感を感じることができることなどが人気を集め、1990年代〜2000年初期にかけてブームとなりました。
輸入サッシの中でも人気の高かったメーカーは下記の通りです。
・アンダーセン(Andersen)
・マーヴィン(Marvin)
・ハード(Hurd)
・ペラ(Pella)
・ウェザーシールド(Weather Shield)
・プライジム(Ply-Gem)
・ミルガード(Milgard)
・インサレート(Insulate)
・ローウェン(Loewen)
・サミット(Summit)
・ウェンコ(Wenco)
・ヴァイセロイ(viceroy)
・ポジィー(Pozzi)
・サータンティード(Certainteed)
・アルサイド(Alside)
輸入サッシの種類は?
輸入サッシの種類は下記の2つに大きく分けることができます。
・北欧系の輸入サッシ
・北米系の輸入サッシ
それぞれの輸入サッシの種類について詳しくご紹介していきます。
1.北欧系の輸入サッシ
北欧系の輸入サッシは、太くて頑丈な木製サッシが使用されており、部屋の内側だけではなく外側にも木製サッシが露出しているタイプの輸入サッシです。
北欧系の輸入サッシは、木材本来の美しさや自然の温かみを感じることのできるお部屋にすることができるため人気が高いですが、室外にまで木製サッシが露出してしまうため、雨風や紫外線などの影響を受けて輸入サッシが痛みやすいというデメリットもあります。
ただし、輸入サッシの表面を木材を守るためにコーティングしているため、簡単には木材本体まで雨が侵食することはありませんが、10年ほどでコーティングが剥がれてしまうこともあるのです。
そのため、10年以上輸入サッシを使用し続けた場合は、改めて輸入サッシをコーディングしたりとお手入れが必要になります。
2.北米系の輸入サッシ
北米系の輸入サッシは、北欧系の輸入サッシと同じように木製サッシが使用されていますが、雨風への耐久性を高めるためにサッシの表面をアルミ加工や樹皮加工、グラスファイバー加工などのコーティングがされているため、北欧系の輸入サッシに比べると木材本来の暖かさや素材感を楽しむことができない輸入サッシです。
木材の表面にコーティングがされているものの、長期間使用しているとコーティングが剥がれてしまうこともあり、内側の木材に雨水が侵食してしまうとサッシが腐ってしまう原因になるので定期的なお手入れが必要になります。
輸入サッシの修理件数が増加している理由とは?
2022年現在、輸入サッシの大きなブームは過ぎてしまい以前ほど輸入サッシが新たに使用されることは少なくなりましたが、最近になって輸入サッシの修理の件数が増加しています。
先ほどもお伝えした通り、輸入サッシのブームが巻き起こったのは1990年代〜2000年初期ですが、コーティングなどのお手入れをしないまま輸入サッシを使い続けていると、20年〜30年ほど経っており、徐々に輸入サッシが雨風の影響を受けて腐ってしまったり黒ずんできてしまう時期だからです。
そもそも輸入サッシは定期的に正しくお手入れをすることで100年以上使い続けることができると言われてますが、コーティングが剥がれて木材が腐ってしまっては当然100年以上は使い続けることはできません。
そして、何のお手入れもしないで20年ほど使用し続けてしまうと「もしかして傷んでるのかな?」と感じるようになります。
輸入サッシのコーティングを塗り直すだけであればご自身でも対処することができますが、木材本体が傷んでいる場合や腐っている場合はご自身で対処することは難しいので、専門業者に依頼することがオススメです。
輸入サッシの修理はどんな業者に依頼するべき?
輸入サッシの修理を依頼できる業者は大きく分けて「輸入住宅メーカー」「国内の工務店」「国内のハウスメーカー」「輸入住宅の施工実績のある専門業者」の4つに分けることができますが、輸入サッシの修理を依頼するのであれば「輸入住宅の施工実績のある専門業者」を選ぶといいでしょう。
というのも、「輸入住宅の施工実績のある専門業者」は木製サッシや北欧系・北米系の輸入サッシなどの輸入サッシの知識が豊富ですし、何より国内での輸入サッシの修理実績があるため、正確に輸入サッシを修理してくれるからです。
一方で「輸入住宅メーカー」は輸入サッシの販売が目的として仕事しているため、新たな輸入サッシの購入を勧めてきますし、「国内の工務店」「国内のハウスメーカー」は輸入サッシの知識が豊富ではないため修理を請け負うことができないことも多く修理を請け負ってくれたとしても技術力の低い修理内容になってしまうことや、どうにかして国内サッシに取り替えてくれないか交渉してきます。
このように、輸入サッシの修理は実績のある専門業者に依頼することがもっとも安心して修理を依頼できる方法ですので、身近な国内メーカーではなくしっかりとした実績のある「輸入住宅の施工実績のある専門業者」を選びましょう。
まとめ
本記事では、輸入サッシの種類や修理する方法についてご紹介していきました。
輸入サッシの修理は専門的な知識が必要ですので、専門業者を探すのが国内サッシに比べて少し大変ですが、正しく修理を依頼しないと長く輸入サッシを使い続けることができません。
ぜひ本記事を参考にして正しく輸入サッシの修理を依頼してみてください。