玄関引き戸について、このような悩みや不安はありませんか?
「玄関引き戸のメリット・デメリットが知りたい」
「玄関引き戸のどんな部分に後悔しやすい?」
「後悔しないための対策方法を知りたい」
本記事では、玄関引き戸のデメリットやメリット、後悔しやすいポイントについて詳しく解説します。
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玄関引き戸のデメリット
玄関引き戸のデメリットは以下の通りです。
- 開き戸に比べて設置スペースが必要になる
- 断熱性が低い
- 遮音性が低い
- 防犯性能が低くなりやすい
- スキマから虫や汚れが入る可能性がある
- レール部分の掃除が面倒になる
- 開き戸よりも価格が高い製品が多い
- 開き戸よりもデザインの選択肢が少ない
それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説します。
開き戸に比べて設置スペースが必要になる
玄関引き戸は横にスライドして開くタイプの玄関ドアなので、ドアを開くスペースを横に設置する必要があります。
つまり、少なくとも玄関引き戸2枚分のスペースが必要になるのです。
開き戸の場合は手前に開閉スペースが必要になり、引き戸の場合は左右に開閉スペースが必要になるという違いがありますが、スペースの少ないことが多い玄関においては左右のスペースが多く必要になることがデメリットになることが多くなってしまいます。
断熱性が低い
玄関引き戸はドアレールを使用する構造からレール部分にスキマが空いてしまい気密性が低いため、開き戸に比べて断熱性が低いというデメリットがあります。
玄関からリビングが近い場合は、寒さ・暑さを感じやすくなってしまうこともあるでしょう。
遮音性が低い
断熱性が低いことと同じように気密性が低いという理由から、遮音性が低いというデメリットも挙げられます。
玄関の前が大通りだったりと音が気になりやすい場合には騒音に悩まされることも増えてしまう可能性があるでしょう。
防犯性能が低くなりやすい
玄関の防犯対策は住宅の防犯対策の中でもトップクラスに重要ですが、玄関引き戸は防犯性能が低くなりやすいという特徴があります。
というのも、玄関引き戸はドア同士の間にスキマが生じることがあり、そこから鍵を解錠されてしまう恐れがあることや、ガラス面が多いタイプも多く、ガラスを破られて侵入されてしまうリスクが高まってしまうからです。
とはいえ、最近の玄関引き戸は防犯性の高い製品も多いため、基本的には古い玄関引き戸を設置する場合において防犯性に気をつける必要があります。
また、玄関引き戸の防犯性能を高める方法としては、以下のような方法があるため、参考にしてみてください。
- 二重ロックを採用する
- 防犯性の高いディンプルキーにする
- 防犯ガラスを設置する
スキマから虫や汚れが入る可能性がある
玄関引き戸は、構造上小さなスキマが空いてしまうため、数ミリほどの小さな虫や小さなホコリなどが玄関内に侵入してしまう恐れがあります。
靴箱の下にスペースがあったり、玄関と室内の段差部分の下にスキマがある設計の場合、小さな汚れが溜まったり、虫が住み着いてしまうなど、面倒なトラブルに発展する可能性もあることに注意が必要です。
レール部分の掃除が面倒になる
玄関引き戸を開閉するために設置するレールには小さなゴミやホコリが非常に溜まりやすいため、掃除が面倒になることもあります。
掃除が面倒だからといって掃除を怠ってしまうと、玄関引き戸が開閉しにくくなってしまうトラブルになることも多いため、レール部分に汚れが溜まらないように日頃から掃除することが大切です。
開き戸よりも価格が高い製品が多い
玄関ドアは、開き戸タイプよりも引き戸タイプのほうが価格が高い製品が多いことがデメリットです。
玄関ドアの主流は引き戸ですので、安価な製品も多いですが、玄関引き戸は引き戸よりも需要が少ないため価格が高い傾向にあり、オプションなどを含めるとさらに高くなることがあります。
製品やメーカーによっても異なるため、一概に玄関引き戸の高いというわけではありませんが、高い傾向にあるということを押さえておくといいでしょう。
開き戸よりもデザインの選択肢が少ない
先ほどもお伝えしたとおり、玄関ドアは引き戸よりも開き戸のほうが需要が高いため、開き戸に比べて引き戸のデザインが少ないです。
従来の和風タイプだけなく、和モダンや洋風のデザインも増えていますが、開き戸に比べるとまだまだ少ない状態となります。
玄関引き戸のメリット
玄関引き戸のメリットは以下の通りです。
- ドアの前後にものを置きやすい
- 開口部がひろい
- バリアフリーに対応できる
- ドアに挟まれてケガをするリスクが低い
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
ドアの前後にものを置きやすい
玄関引き戸は横にスライドして開閉するため、ドアの前後にものを置きやすいことがメリットとして挙げられます。
開口部がひろい
玄関引き戸は開き戸に比べて開口部が広くなりやすいため、荷物を運び入れたり、家具を運び入れるときなどラクに作業することができます。
バリアフリーに対応できる
玄関引き戸は開閉する力もあまり必要ありませんし、開口部も広いため、車椅子や杖を利用している高齢者などでもラクラク出入りすることができます。
近年ではバリアフリー設計の玄関引き戸もあります。
ドアに挟まれてケガをするリスクが低い
開き戸は強風によって急にドアがしまったり、人にぶつかって急にしまったりと、指や体を挟んで事故が発生してしまうリスクもありますが、引き戸の場合はそのようなケガのリスクは低いといえます。
もちろん引き戸であっても勢いよくドアを閉めてしまうと危険ですが、台風などの自然災害や不注意による事故のリスクは低いです。
玄関引き戸で後悔しやすいポイントと対処法
玄関引き戸で後悔しやすいポイントは以下の通りです。
- 冬に冷たい空気が入ってきて辛い
- 近くで空き巣があって防犯性が気になる
- デザインを妥協して選んでしまった
それぞれのポイントと対処法について、以下で詳しく解説します。
1.冬に冷たい空気が入ってきて辛い
先ほどもお伝えした通り、玄関引き戸は気密性が低いため、スキマ風が気になることが多いですが、実際に生活してみないとどのくらい気になるのか分からないという場合がほとんどでしょう。
そのため、玄関引き戸を設置してから冬に冷たい空気が入ってきて辛いと後悔するケースは多いです。
最近では気密性の高い玄関引き戸も多く登場していますので、気密性の部分はよく検討しましょう。
2.近くで空き巣があって防犯性が気になる
近くで空き巣があるなどの犯罪が発生すると、どうしても防犯性の低くなりやすい玄関引き戸にしたことを後悔してしまいます。
空き巣被害は常にリスクがあるため、玄関引き戸を設置する段階から防犯対策のされた製品を選ぶことが大切です。
3.デザインを妥協して選んでしまった
玄関引き戸を設置してからデザインに後悔するというケースも多いです。
玄関引き戸は各メーカーから登場していますので、ひとつのメーカーに絞って探すのでなく、複数のメーカーの製品を見比べて選ぶといいでしょう。
まとめ
本記事では、玄関引き戸のデメリットやメリット、後悔しやすいポイントについて詳しく解説しました。
玄関引き戸はいくつかのデメリットが存在しますが、改善された製品や改善できるオプションなどが用意されていますので、費用に合わせて検討してみるといいでしょう。
ぜひ本記事を参考にして玄関引き戸の後悔ないように選んでみてください。