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電気スイッチ修理の料金はどのくらい?依頼時のポイントも徹底解説!

今回は、電気スイッチ修理の料金相場や、業者に依頼する際のポイントを解説します。

電気スイッチが使えなくなってしまうと、お部屋の電気をつけられなくなります。リモコンなどで電気をつけられるタイプもありますが、これまで当たり前に使っていたスイッチが使えなくなると、不便を感じることが多くなるでしょう。

本記事を読むことで、電気スイッチ修理にかかる料金や、安く抑える方法を知ることができます。電気スイッチを自分で交換できるかという点も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

電気スイッチの故障事例と原因について

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電気スイッチの故障事例はひとつではありません。故障の原因についてもケースによってさまざまです。そこで、3つの故障事例と原因をご紹介しましょう。

スイッチを押したあとに戻らない

押したら戻るタイプのスイッチは多く存在します。スイッチを押したら電気がつき、戻ったスイッチをもう一度押すと電気が消えるという仕組みになります。

しかし、押したら戻るはずのスイッチが戻らないというケースは多くあります。押し戻しには板バネが関係しているため、戻らない場合は板バネが折れている可能性が高いです。

スイッチ自体が陥没している

スイッチの陥没もよくある故障のひとつです。考えられないと思う人も多いですが、電気スイッチにも経年劣化はあります。長年にわたって強い力でスイッチを押し続けていれば、段々めり込んでしまうケースはあるのです。実際に陥没という状態になると、接触不良になる可能性が高いです。電気がつきにくかったり誤作動を起こしたりするため、早急の対応が必要になります。

スイッチを押しても反応しない

電気スイッチを押しても反応しない場合、ブレーカーが落ちているか、電球の寿命が尽きている可能性があります。また、配線へのダメージが原因になっているかもしれません。内装工事などで壁裏の配線を傷つけてしまい、電気がつかなくなるケースは実際にあります。いずれにしても、スイッチ本体の問題ではない可能性が高いです。

電気スイッチの修理を業者に依頼!

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電気スイッチが故障した場合、速やかに業者に依頼することをおすすめします。仮に故障原因がわからない場合でも、電気工事業者の手にかかれば速やかに原因がわかります。ただ、多くの人は料金面を気にするはずです。そこで、修理にかかる料金の相場や、安く依頼する方法についてご説明しましょう。

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料金はどのくらいかかるの?

スイッチ修理の料金相場は、3,000円~5,000円です。工事費は2,000円~3,000円程度であり、残りの費用は修理に使う部品代などです。

数ある電気工事の中でも比較的リーズナブルですが、スイッチの種類によっては相場を大きく上回ります。10,000円近い料金になるケースもあるため、まずは一度見積もりを取ってみましょう。相場よりも高い理由を合理的に説明してもらえれば、納得して依頼することができます。一方、納得のいく説明が得られなかった場合、その業者には依頼しないほうがよいでしょう。不当に利益を得ようとする悪徳業者かもしれません。

スイッチの種類は選べるの?

電気スイッチの種類はとても多くあります。カチッとさせる両切りタイプや、押す動作だけでオンオフができる片切りタイプなどがあります。また、デザインの種類も豊富です。よくあるプラスチックの白色タイプだけでなく、自然の温もりを感じさせる木製タイプや、メタリックな印象のステンレス製など、ほかにも多くあるのです。

そのため、修理をするタイミングで別タイプのスイッチに交換するのもおすすめです。

少しでも費用を抑えるには?

電気スイッチの修理費用を抑えるコツは、相見積もりを取ることです。複数の業者に同時的に依頼をすることで、いろいろな見積もりを見ることができます。比較検討を行い、最も安い料金を提示する業者に依頼するのがおすすめです。

ただし、見積もりに記載されている料金が安かったとしても、悪徳業者に依頼するわけにはいきません。料金だけでなく、その業者の実績なども見る中で信頼性を見極めることが大切です。

また、スイッチごと交換しない形で修理する場合には、より安い費用で依頼できます。ただし、電気スイッチの経年劣化が進んでいることを考慮すれば、新しいものに交換したほうが無難です。交換せずに簡単な修理で済ませた場合、近いうちにまた故障してしまう可能性もあります。

電気スイッチの修理は自分でもできるの?

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電気スイッチを修理する場合は一定の費用がかかるため、「できることなら自分でやってしまいたい」という人も多いでしょう。では、業者ではない一般の人が電気スイッチを修理できるのでしょうか。具体的にご説明しましょう。

電気工事士の資格が必要

電気スイッチの修理は、電気工事の範囲になります。よって、電気工事士の資格がないと取り組むことができません。電気工事士には第一種と第二種があり、第二種を取得できればスイッチの修理に取り組めます。第二種の難度はあまり高くありませんが、豊富な知識を身につけないことには資格試験に合格できません。

スイッチ修理のためだけに資格を取得するのは合理的ではないため、業者に依頼するしかないでしょう。

資格なしでもできる修理とは?

電気スイッチの修理には資格が必要ですが、軽微な作業であれば資格なしでも取り組めます。具体的には、スイッチプレートの交換が挙げられます。表面のカバーを交換するだけであれば配線とは関係がなく、資格を持たない人でもできます。そこで、スイッチプレートの交換方法を具体的にご説明しましょう。

1.スイッチプレートを取り外す

スイッチプレートは、手でつかんで外すことができます。外しにくい場合は、マイナスドライバーを差し込んで外しましょう。また、ネジで固定されている場合はプラスドライバーで外します。

2.内側のプレートを外す

内側のプレートは上下がネジで固定されているため、プラスドライバーで外します。

3.新しいスイッチプレートを取り付ける

新しいプレートをはめ込み、プラスドライバーでネジを閉めて完了です。

このように、非常に簡単な手順でスイッチプレートを交換できます。

まとめ

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本記事でご説明した内容を簡単にまとめましょう。

・電気スイッチの交換にかかる料金相場は3,000円~5,000程度

・電気スイッチの種類は豊富にあり、選択肢が広い

・簡単な修理で済む場合は費用がお得になる

・自分で修理をする場合は電気工事士の資格が必要

・スイッチプレートを交換するだけであれば資格は必要なし

電気スイッチの故障事例にはさまざまあり、スイッチ自体が陥没してしまうケースもあります。電気がつかない状態が続くのはとても不便であるため、原因がはっきりしない場合でも現場調査を依頼しましょう。

電気スイッチ修理の料金相場は3,000円~5,000円であり、交換ではなく簡単な修理だけで済む場合はさらにリーズナブルになります。料金設定は業者によって異なるため、相見積もりを取った上で比較検討するのもおすすめです。

修理や交換をDIYで行う場合、電気工事士の資格が必要になります。一朝一夕に取れる資格ではないため、電気工事士を持っていない場合は業者に依頼するしかないでしょう。また、資格があったとしても、業務経験がない場合はリスクが高くなります。修理をしている最中に事故が発生する可能性もあるため、慎重な判断が必要です。