害虫駆除

シロアリ駆除を自分でやる!具体的な方法と対策を徹底解説!

自宅や実家でシロアリが発見された場合、床下に多くのシロアリが発生している可能性があります。シロアリでお困りな方向けにシロアリ駆除の方法をメインに解説しています。

それでは、どうぞ。

湿った木材を好むシロアリは、住宅に発生しがちな害虫の代表と言えます。放置していると家財がダメージを受ける可能性があるため、早めの対処が大切です。しかし、「シロアリの駆除って自分でできるの?」「具体的な駆除の方法とは?」などの疑問を抱く人も多いでしょう。

本記事では、シロアリの駆除を自分で行う場合の方法や、業者に依頼する場合の費用相場を解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

シロアリの見分けた方を解説!

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シロアリに似た虫に黒アリがいます。同類だと考える人が多いですが、実際には全く別の生き物です。シロアリがゴキブリの仲間であるのに対し、黒アリはハチの仲間であり、生物学的にも異なります。習性にも違いがあり、黒アリを放置したとしても直接的な被害が出ることはありません。その一方、シロアリの場合は湿った木材を蝕むという非常に厄介な習性があり、大量に集まったシロアリを放置していると、住宅の耐震性そのものに深刻な影響が出る可能性もあります。

シロアリと黒アリとでは対処の仕方も異なるため、見分け方を具体的にご説明しましょう。

 シロアリ黒アリ
胴体くびれがなく、寸胴。細かなくびれがある。
4枚の羽根があり、それぞれの大きさはほとんど変わらない。前の羽と後ろの羽で大きさが異なる。
触覚数珠状であり、まっすぐ。くの字に曲がっている。

このように、シロアリを見分けるポイントはいくつかあるため、前もって踏まえておきましょう。

シロアリ駆除は自分でできるの?

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シロアリ駆除というと、業者にやってもらうイメージが強いでしょう。「個人ですべてのシロアリを駆除できるの?」という疑問や、「専門的な作業が必要なのでは?」という疑問を持つ人も多いはずです。そこで、知識のない一般の人が駆除できるかという点を具体的にご説明しましょう。

完全な駆除は難しい

住宅におけるシロアリは、目立たない場所で活動します。水まわりのスペースにいるケースもありますが、壁中や床下にいるケースも多くあります。したがって、知識のない一般の人が、家中のシロアリをすべて見つけ出して駆除することは難しいです。

また、単にシロアリを駆除しただけでは根本的な解決にはなりません。時間が経ってから再び発生する可能性があるため、駆除と防除をセットで行う必要があります。必然的に作業量も多くなるため、個人で取り組むのはやや無理があるでしょう。

応急処置なら可能

シロアリ駆除には専門的な知識が必要であり、基本的には業者に任せることをおすすめします。しかし、自分でシロアリの完全な駆除はできずとも、応急処置程度ならできます。シロアリ被害の拡大を遅らせたり、シロアリが増えすぎることを防いだりする上で有効な手段はいくつかあるため、次の章で具体的にご説明しましょう。

応急処置の具体的な方法を解説!

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毒餌剤を使う方法

毒餌剤を設置して駆除する方法があります。具体的には、シロアリのいそうな場所に毒餌剤を設置し、シロアリに食べさせるという方法です。シロアリには餌を巣に持ち帰るという習性があるため、うまくいけば巣にいるシロアリもまとめて駆除することができます。

駆除用薬剤を使う方法

駆除用薬剤の場合は、シロアリを直接的に駆除する方法です。スプレータイプなどが一般的であり、目に見えるシロアリを手っ取り早く駆除することができます。メリットが多いようですが、懸念すべきデメリットもあります。具体的には、薬剤の臭いが残ってしまうことや、巣にいるシロアリを含めて駆除することが難しいことなどが挙げられます。薬剤による人体への影響もリスクのひとつであるため、注意が必要になります。

シロアリの発生を予防する方法とは?

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自分でできる予防法としては、シロアリ専用の予防用薬剤の使用が挙げられます。予防用薬剤を木材に塗ることで、木材がどんどん蝕まれてしまうことを防げます。

ただし、一般的に市販されているタイプだと、持続性という点であまり期待できません。したがって、一定期間ごとに塗るなどの手間が必要になります。

シロアリ駆除を業者に依頼!費用相場を解説!

シロアリ駆除には労力が必要であり、知識のない状態では万全な対応が難しいです。その点、プロの業者に依頼することでシロアリの問題を一掃してもらえます。そこで、業者を使う場合の費用相場を具体的にご説明しましょう。

一般的に、シロアリ駆除工事にかかる費用は1㎡あたり2,000円~3,000円程度とされています。施工面積が大きなポイントになるため、広範囲にわたるシロアリ駆除が必要な場合にはその分費用も高くなります。また、シロアリ予防工事にかかる費用は、駆除工事と比較して若干安い傾向にあります。

優良業者を見極める際のポイント

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有資格者が対応するかどうか

シロアリ駆除を行うにあたり、資格は必須ではありません。しかし、シロアリ駆除には一定の専門性が必要であるため、有資格者が対応する場合とそうでないのとでは信頼性に差が出ます。基本的には、「しろあり防除施行士」という資格を持つ人材を派遣する業者がおすすめです。資格や実績がない業者に依頼するのは避けたほうがいいでしょう。

料金設定が相場の範囲かどうか

シロアリ駆除工事にかかる費用は、どの業者に依頼するかで異なります。相場の範囲を大きく超えている業者はおよそ信頼できないため、前もって相場を把握した上で適切な料金設定を行う業者に依頼しましょう。

単純に安い業者を選びたい場合には、相見積もりが有効な手段です。複数の業者に駆除工事の見積もりを出してもらうことで、比較的安い費用で請け負う業者を選ぶことができます。

保証サービスがついているかどうか

優良業者であれば、実績だけでなくサービス内容も充実しています。具体的には、保証サービスの付帯が挙げられます。施工後も無料で点検を行うなど、アフターフォローにおいて積極的な業者は評価できます。長期間にわたる保証が契約内容に含まれていれば、安心して依頼することができますね。

まとめ

本記事でご説明した内容を簡単にまとめましょう。

・シロアリの完全な駆除を自分で行うことは難しい。

・シロアリとクロアリでは対処の仕方が異なる。

・自分でできる応急処置として、毒餌剤を設置する方法や駆除用薬剤を使う方法がある。

・防止剤を使うことでシロアリの発生リスクを低くできる。

・業者に駆除を依頼する場合の費用相場は1㎡あたり2000円~3000円程度

・優良業者を探す上でのポイントは、有資格者の有無や料金設定、保証サービスの内容。

シロアリは住宅にとって脅威となる害虫であり、早急な対処が必要になります。家財を蝕むシロアリの問題を個人で解決するのは難しいですが、毒餌剤を使うなどの形で応急処置はできます。ただし、知識のない状態では最低限の対策しかできないため、より万全に対応したい場合には業者に依頼することをおすすめします。

業者に住宅全体のシロアリ駆除を任せる場合は数十万円の費用がかかりますが、比較的リーズナブルな費用で請け負う業者も存在します。ただし、中には悪質な業者も存在するため、有資格者の有無や実績、保証サービスなどにも目を向ける中で優良な業者を選びましょう。

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