
割れたガラスについて、このような悩みや不安はありませんか?
「窓ガラスが割れたらどうする?」
「割れたガラスの正しい捨て方は?」
「割れたガラスはどう処分できる?」
窓ガラスやガラステーブルなどが割れてしまうと焦ってどのように対処すればいいかわからなくなってしまいますが、まずは落ち着いて状況を判断することが大切です。
本記事では、割れたガラスの正しい捨て方やプロに依頼するときのポイントなどについて詳しく解説します。
状況を把握して適切に対処することで、トラブルを未然に防ぐことができますので、最後までチェックして対処しましょう。
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割れたガラスの正しい捨て方
割れたガラスの正しい捨て方は以下のとおりです。
- STEP①:ケガしないようにガラス片を集める
- STEP②:掃除機と水ぶきで細かいガラスを掃除する
- STEP③:割れた部分の応急処置をする
- STEP④:窓ガラスの場合は管理会社に連絡する
- STEP⑤:自治体のルールに従って分別して処分する
それぞれの手順について、詳しく解説します。
STEP①:ケガしないようにガラス片を集める
まずは二次被害を防ぐために、大きなガラス片を中心に集めましょう。
ガラスを集めるときは、手袋やスリッパを身につけることでケガのリスクを無くすことができます。
また、ペットや小さな子どもが近くにいる場合は別室に移動してもらってから作業すると安心です。
STEP②:掃除機と水ぶきで細かいガラスを掃除する
ガラスが割れてしまうと目には見えないほど小さなガラス片も散乱してしまいますので、掃除機や水ぶき、コロコロなどでガラス片を掃除します。
掃除機を使用する場合は、そのまま吸ってしまうと掃除機内部をキズつけてしまう可能性があるため、掃除機の先端にストッキングや排水溝ネットを付けてから吸い取ることで故障を未然に防ぐことができます。
STEP③:割れた部分の応急処置をする
ガラス製品の本体についても鋭利な部分が残っていることもあるため、養生して応急処置を行います。
特に窓ガラスはそのまま放置してしまうと外気が室内に侵入してきてしまいますし、防犯上良くありませんので、ダンボールとガムテープなどで養生することが大切です。
STEP④:窓ガラスの場合は管理会社に連絡する
賃貸や分譲マンションにて窓ガラスが割れてしまった場合は、管理会社もしくは大家さんに連絡しましょう。
賃貸はもちろん、分譲マンションにおいても外壁に面した窓ガラスは「共用部分」となる場合がほとんどであるため、まずは連絡することが大切です。
STEP⑤:自治体のルールに従って分別して処分する
最後に、割れた窓ガラスを自治体のルールに従って分別して処分しましょう。
ガラスは大きさや種類によっても分別方法が異なるため、詳しい分別方法については以下で解説します。
ガラスをゴミとして捨てるときの注意点

ガラスをゴミとして捨てるときの注意点は以下のとおりです。
- 自治体のルールに従って分別する
- ゴミ回収業者が怪我をしないように配慮する
それぞれの注意点について、詳しく解説します。
①自治体のルールに従って分別する
ガラスの主な分別方法は以下のとおりです。
資源ごみとして捨てる | 食料品が入ったビンなど、洗って汚れを落とせるガラスは資源ごみとして回収されます。 |
有害ごみ | 蛍光灯など水銀が含まれる製品に使用されたガラスは有害ごみとして回収されます。 |
粗大ごみ | 自治体が指定するごみ袋に入らないガラスは粗大ごみとして回収されます。 |
不燃ごみ | 一般的に割れたガラスは不燃ごみとして回収されます。 |
②ゴミ回収業者が怪我をしないように配慮する
割れたガラスをそのままごみ袋に入れて回収場所に出してしまうと、ガラスに気づかない回収業者がケガをしてしまう可能性があるため、紙に包んだうえで「割れもの」や「ガラス」などと記載して回収場所に出す必要があります。
自治体によってガラスを捨てるときの記載方法について指定がある場合もありますので確認しましょう。
割れたガラスは修理・交換できる?

割れてしまったガラスはプロでの修理ができないため、同じ製品を使い続けるには交換する必要があります。
ガラステーブルや食器棚が割れてしまった場合はガラス部分だけの交換が難しいため、基本的には買い替えが必要となりますが、窓ガラスであればDIYで交換できる場合もあります。
ただし、窓ガラスの交換はサイズを1mmのズレなく採寸することや、正しくサッシを組み立てる必要があるなど、専門的な知識が必要となるため、DIYに慣れていない方には難しい作業になってしまうでしょう。
割れたガラスの対処をプロに依頼することはできる?
割れたガラスの対処をプロに依頼するときに知っておくべきポイントを解説します。
①割れたガラスの処理をプロに依頼できる
ガラスが割れてしまったトラブルのなかでも、窓ガラスについてはプロに依頼することが一般的です。
というのも、窓ガラスが割れたまま一晩放置するだけでも害虫の侵入や空き巣など、さまざまなリスクが考えられるため、迅速な対処が求められるからです。
プロの業者であればすぐに駆けつけて割れた窓ガラスの交換などの対処を行ってくれます。
②プロに依頼するときの費用相場
割れた窓ガラスの修理・交換をプロに依頼するときの費用相場は、1万円〜20,000円ほどです。
ただし、費用は窓の種類によっても異なり、機能性の高い複層ガラスなどは交換費用が高額になりやすいです。
③プロに依頼するときに業者を選ぶポイント
プロに依頼するときは、数時間で駆けつけてくれるかどうかを確認しましょう。
先ほどもお伝えしたとおり、窓ガラスが割れた状態はリスクが高いため、素早く交換する必要があります。
台風や強風のタイミングと重なってしまうと業者も忙しくなるため、迅速に対応してくれる業者を選びましょう。
割れたガラスに関するよくある質問

割れたガラスに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
Q1.窓ガラスが割れたときに保険は適用される?
窓ガラスが割れた原因によっては以下の保険が適用される可能性があります。
- 火災保険
- 地震保険
- 自賠責任保険
保険の内容や窓ガラスが割れた状況によって適用されるかどうかは異なりますので、まずは担当者に連絡するといいでしょう。
Q2.どんな窓ガラスが割れやすい?
ガラスは強い衝撃以外にも、経年劣化や太陽光による熱などによって割れるリスクがあります。
なかでも火災時の延焼の防止などを目的に設置される「網入りガラス」は太陽光の熱などによって亀裂のようにヒビがはいる「熱割れ」を引き起こしやすいため、小さなヒビが入っている場合は速やかに交換することが大切です。
まとめ
本記事では、割れたガラスの正しい捨て方やプロに依頼するときのポイントなどについて詳しく解説しました。
普段生活していて窓ガラスやガラステーブルが割れることは滅多にあることではありませんが、どのご家庭においてもガラスが割れるリスクはありますので、しっかりと対処法を知っておくことが大切です。
なかでも窓ガラスはガラス片を掃除するだけでは不十分で、迅速に新しい窓ガラスに交換することが必要となるため、プロに依頼することがおすすめです。
ぜひ本記事を参考にして、割れたガラスをどのように対処するのか確認してみてください。